いざ!燧ヶ岳へ!個人山行

UPDATE 2023-09-05


【日 程】 2023/08/25(金)~2023/08/27(日)
【参加者】 会員5名
【コース】 御池ー広沢田代ー熊沢田代ー俎嵓ー柴安嵓ー長英新道ー沼山峠
【記 者】 S.N


1日目~尾瀬へGO! GO!~

この日は移動日。亀岡を早朝5時出発。本日の宿泊先、御池ロッジに到着したのが15時。休憩入れての10時間走行。やっぱり遠い尾瀬である。その道のりで、終わり2時間ほどがなかなかスリリングな山道だった。奥只見ダム建設のための資材運搬用道路「シルバーライン」。全長22㎞のうち18㎞がトンネル。その珍しさに感動。その先の奥只見湖に沿った山道がこれまた細くカーブの連続。そんな道を運転して下さったY氏に感謝。

御池ロッジでの夕食は持ち込み。レトルト食品の多い中、ひとり「肉!」にこだわるY氏が玉ねぎと炒め始める。野菜サラダの具材を用意してくれたメンバーもいて、なかなか豪華なメニューとなった。

2日目~いざ!燧ケ岳へ!~

早朝4時40分出発。まだ薄暗い中、足元はぬかるみ+ゴロゴロ岩。いきなり転倒する私。この先が思いやられる…

最初の急登を登り終わった先に広沢田代がある。ようやく日が昇り明るくなってきた。湿原の中に続く木道を歩く。朝露に濡れた植物が光って美しい。

所々朽ちた木道に気を付けながら、二つ目の急登にさしかかる。40分ほど登ったところに次の湿原、熊沢田代が広がる。目の前に俎嵓。広々とした湿原。大きな池塘に光る朝日。何とも癒される風景だ。

さあ、俎目指して三つ目の急登。笹道あり、ザレた道あり。根っこが歩きにくい道あり。1時間半ほどで頂上へ。眼下に尾瀬沼。目の前に柴安嵓。その先には尾瀬ヶ原360度のパノラマビュー。本当に素晴らしい景色!

目の前の柴安嵓。上り下りしている人の姿が見えるくらいの近さ。往復およそ1時間

予定より早く登頂したので、計画通り長英新道を下山。長い長―い道のり。黙々と、ひたすら歩くこと2時間半。やっと尾瀬沼にたどり着く。あー、本当に長かった(-_-;)

長蔵小屋でしばし休憩。沼山峠バス停まで再び黙々と歩く。湿原を堪能しながら、多少木道に退屈しながら(^_^;)14時バス停到着。歩行時間9時間20分。あー、やっぱり尾瀬は広かった。

3日目~おまけ編~

前日下山後、栃木県矢板市まで移動。3日目のメインイベントは、日光観光。日光といえば日光東照宮。9時開門と同時に入り、1時間ほどで参拝は終わり。え?短くない?そう、本当のメインは他にあったのだ。

それは、昨年10月に同じく尾瀬に来た際、帰りに立ち寄ったイタリアンレストランで食べられなかった「肉入りパスタ」をどうしても食べたいと言い続けてきたY氏。その願いをこの日、ようやく叶えることができ、本人はもちろん、周辺の人達もほっと安堵したのだった。

お腹も心も満腹で、ルンルンと帰京の路についた。

歩き始めから大きな岩!
おお!見えてきた!
大きな池塘
ザレ道、歩きにくい
俎嵓山頂
尾瀬沼
尾瀬ヶ原
おまけの日光東照宮

快晴の金勝アルプス例会山行

UPDATE 2023-09-04


【日 程】 2023/09/03(日)
【参加者】 会員8名+体験1名
【コース】 登山口(駐車場)-落ヶ滝-鶏冠山-天狗岩-白石峰-狛坂摩崖仏-登山口(駐車場)
【記 者】 T.Y


この日の例会山行は滋賀県の湖南エリアにある金勝アルプスへ。駐車場で地図を見ながらルートを確認し登山を開始。最初の目的地である落ヶ滝に立ち寄り、そこからは先頭を交代しながら鶏冠山に向かいます。難易度は高くないものの、補助ロープのある岩場や濡れて滑りやすい場所など、変化に富んだルートをうまく使って、歩き方のポイントを確認しながら進みました。

鶏冠山を登った後は、コースのハイライトである天狗岩に向かいます。天狗岩に向かう途中、他のグループの人たちが天狗岩の上から手を振ってくれているのが見えたので、それにこたえてこちらも手を振ります。ちょうど天狗岩についたころ、そのグループの方たちが下りて来られたので、ご挨拶できました。

天狗岩は技術的に難しいものではないですが、それでも岩場での経験が乏しいメンバも多かったため、ベテランメンバーが先導して狭い岩の間を抜けながら、手足を使って慎重に進みます。そして、9人全員が無事に岩のてっぺんまで到達しました。天気は快晴で見晴らしがよく、素晴らしい眺望が見られてよかったです。

その後は慣れない岩場での緊張もあったのか少し参加者に疲れも見られましたが、厳しい暑さと戦いながら、長い下り道と林道を歩いて無事に下山しました。参加者のみなさん、おつかれさまでした。

外で食べるご飯は美味しいです。山でなくても。個人山行

UPDATE 2023-08-14


【日 程】 2023/08/12(土)
【参加者】 4名
【コース】 滋賀県高島市 安曇川にかかる橋のたもと
【記 者】 里山


今年の夏は、とにかく暑い。焦げそうな日差しを避けて選択した計画は、ガリバー青少年旅行村から
八ツ淵の滝でお昼ご飯。登山じゃないので荷物を軽くする必要もない。常の縦走登山では、インスタント麺とアルファ化米を愛用しているY師匠が、「パスタ」をごちそうしてくださるとか!…楽しみである。

アクセスルートは、R161号線(湖西道路)。しかし、途中で車の流れが張り付いたように停まる。
「アイタッ‼」…世は、お盆休み。そして、琵琶湖はウォーターアクティビティの聖地。
予想以上の交通渋滞に戦意喪失した我々は、一度、京都市に戻ってR367号線を北上することにする。「ご飯を食べるだけだから どこでもいいよね~。」と安曇川沿いを走り、たどり着いた先は渓谷ですらなく、田園風景の中に静かに流れる安曇川の橋脚のたもと。

目前には、アユの友釣りをする人たちと 幼稚園児や小学生とその家族が水遊びする光景。のどかな時間が流れる中、せっせと食事の準備をしたら ランチどころかブランチにもならない時間。「これは、ブレックファーストだぁ」と自嘲しながらも美味しく食事する。きっと、周りの人の目には「変った連中」だと映ったことだろう。
 
食後、早々に退散した我々は、R367号を対向路線の大渋滞の帯を見ながら意気揚々と帰還。時間が早いので、上賀茂神社の前にある仲間の家族がやっているお店に行って、「わらび餅」を食しました。上賀茂さんにもお参りしました。
「たまには、こんなのもいいじゃないのー♥」

※Y師匠のキムチパスタ、T女史持参のゼリー、Sさんのフレンチトースト、美味しかったです。ご馳走様でした。

 

 

 

 

いつかは槍ヶ岳!②~2日目 槍ヶ岳‐西鎌尾根‐双六小屋~個人山行

UPDATE 2023-08-13


【日 程】 2023/08/05(土)
【参加者】 6名
【コース】 殺生ヒュッテ〜槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳〜槍ヶ岳山荘〜千丈乗越〜左股岳〜硫黄乗越〜樅沢岳〜双六小屋
【記 者】 motokame


520分山小屋組もテント組に合流し、楽しい朝食🎵温かいフォーと緑茶でお腹を満たし、6時過ぎ、いざ出発。

殺生ヒュッテ横から、東鎌尾根を目指す。尾根に出ると一気に展望が開け、陽射しが照り付ける。槍の穂先が目の前に迫り、ワクワクと緊張感が増す。岩場や梯子を慎重に進み、槍の肩でホッとひと息。青空に映え、聳え立つ大槍の姿に改めて惚れ惚れ

ザックをデポし、標高差100m3.180mの山頂を目指す。

Y師匠にレクチャーを受けながら、三点支持で、落石しないよう一歩一歩、慎重に足を運ぶ。ここで金毘羅での岩登りのトレーニングが活かされる。

最後の梯子を登り切ると360度の大パノラマが目の前に広がり、感動🤩穂高連峰をはじめ、北アルプスの山々、遠くは富士山まで綺麗に見える。

下山は危険な箇所は鎖にカラビナで確保し、足元をしっかり見ながら、一歩ずつ丁寧に下る。

槍ヶ岳山荘前で少休憩し、本日の目的地、双六小屋に向かう。

西鎌尾根を進むと右手に岩肌が特徴的な硫黄尾根、左手に存在感ある笠ヶ岳が印象的で、景色や沢山の可憐な花々が癒してくれる。

しかし、上りになると覿面に足が重く、思うように進めない。雲行きが少し怪しくなってくる中、何とか雨が降り出す前に到着でき、ホッとした。

この一年、あまり山に行けず、体力に不安を抱えながらの参加でした。今回、挑戦する機会を与えてもらえたことが有り難く、リーダーをはじめ、温かく見守って下さった皆さんに心から感謝です。

いつかは槍ヶ岳!③~最終日 双六小屋から新穂高温泉へ~個人山行

UPDATE 2023-08-13


【日 程】 2023/08/06(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 双六小屋ー弓折乗越ー鏡平山荘ーわさび平小屋ー新穂高温泉バス停
【記 者】 晴れ女TS


【槍ヶ岳】23日の山行もいよいよ最終日。
最終日の3日目も素晴らしい快晴でした。

早朝に起床し、小屋泊組もテントに集合してみんなで朝ごはん。テントを片付け、出発準備にとトイレに向かった時にちょうど日が昇り始めました。全く何も狙ったわけではなく、たまたまトイレに向かったら、目の前で太陽が昇り、素晴らしい朝の景色との出会い。
最高すぎるタイミングに、もうこの最終日も楽しくなる予感しかありません。

最終日は、ひたすら下ります。
段々と遠ざかる槍ヶ岳を名残惜しく見ながらも、また景色を堪能しながら歩きました。

鏡平の池に映る槍ヶ岳も美しかったです。お天気が最高だと、適当に撮っても写真が映えますね。

最終日は一番短いとはいえ、早朝から6時間ほど、13km近く歩きました。

長い道中、師匠や先輩方から山のこと、植物のこと、装備のことなどなど色々教わりながら歩きます。こういう時間がとっても貴重で有難い。体力的にただ歩くということが問題なく出来たとしても、知識だったり経験だったり、まだまだだなぁと痛感します。自分と向き合い、自分の課題に気付かされます。そして、もっともっと色んな山へ登ってみたいなという思いになります。
次はどこに挑戦しようかな。

早朝から歩き続け、この日のゴール地点である新穂高温泉のバス停に到着したのは11時過ぎ。予定よりも速く下山ができたので、余裕を持ってバスに乗り込み、スタート地点の平湯まで戻ることが出来ました。

平湯温泉もゆっくり楽しみ、溜まりに溜まった3日分の汗や色々を洗い落とし、しっかりと胃袋も満たしてから帰路へ。全員で運転を交代しながら、無事に京都に戻りました。

ワイワイと賑やかに過ごし、楽しく過ぎた3日間でした。
お天気にも恵まれ、最高の3日間でした。