納山山行(唐櫃越-松尾山。山の上でこんにちは。)例会山行

UPDATE 2023-12-18


【日 程】 2023/12/17(日)
【参加者】 21名
【コース】 阪急嵐山駅-松尾山-トレイル№43(集合)
その他の出発地 苔寺谷/トレイル№61 唐櫃越/JR馬堀駅、老ノ坂峠バス停、桂坂野鳥遊園(沓掛山を経由)
※唐櫃越からは、丁塚から苔寺谷に至るルートあり。
下山路は、嵐山方面、苔寺谷方面、野鳥遊園方面    
【記 者】 S.H


5年振りに参加した納山会。
過去には、キノコ狩りになったり10センチ以上の積雪に悩まされたりの納山会もありましたが、今年は、京都トレイル/西山コースのトレイル№43を目指して各コースから登るという斬新な企画でした。

私が参加した嵐山コースは楽なはずが、体がついて行きません。松尾山付近で高齢男性(80歳は優に越えておられる?)方に出会い、岩場からビューポイントまで案内して貰う事になりました。毎日山歩きされていて健脚すぎるのに驚き、朝起きる度に体のあちこちが痛い等と嘆いている自分は恥じいるばかりです。

全員集合したあとは、装備の確認ザックの詰方、選び方、図解入りでの解説等、丁寧に教えて貰えました。
Y師匠より一言「1つのパーティーを分けての行動は絶対にしない。」
登山中、パーティーメンバーの歩く速さがそれぞれ異なるのは、当たり前のこと。「先に行くね」「後から行くから先に行ってぇ」とパーティが分かれた結果、片方が遭難して対処が遅れ、重大な結果になる事例のなんと多いことか。だから、「会として仲間と歩くなら、一番遅い人に合わせて全員でまとまって歩かなければ、山の会の意味がない」。 

Y師匠! 肝に銘じます!!

事前に準備された役員の方々、大変であったろうと思います。ありがとうございます。苔寺谷へ下山のパーティーは鈴虫寺で大根だきを御馳走になり、松尾大社でみたらし団子を買い求め、帰路つきました。

 

追記】集合は、西山トレイル№43に12:30。出発地は、阪急嵐山駅、苔寺谷のほか、亀岡市から始まる「唐櫃越」の三つの登山口。(計5か所)
企画グループとしては、「唐櫃越」は山の主稜線を同じ方向に行くルートなので、三つの班の時間を合わせれば段々と合流できると考えました。それぞれの班が各リーダーのもと自主的な登山をしつつ、狙った地点で計画時刻に無理なく合流できました。木立の向こうからの仲間の声に気づいたとき、パズルのピースを見つけたみたいに嬉しかったのは私だけでしょうか。
沓掛山では、普段から唐櫃越の整備をしてくださっている方と遭遇。楽しんでおられた「ハンモック」についてのお話を伺い、新たな山の楽しみ方が見つかりました。(by里山)

唐櫃越 東ベンチから 初日の出 期待大
鈴鹿の山並みがこんなにハッキリ⁉
Y師匠お誕生日おめでとう!

大峯奥駈道第6弾 はじまりは、吉野から!?個人山行

UPDATE 2023-12-13


【日 程】 2023/12/10(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 吉野841M地点のカクレ平林道ー四寸岩山ー大天井ヶ岳ー五番関ピストン
【記 者】 Koume.S


去年から繋げている大峯奥駈道。今回は、吉野スタートの計画です。

大峯あるあるの夜中の2時亀岡出発。京都で2人ピックアップし、6名で、奈良に向かいます。

吉野に入り、暗闇の林道を車で進んだ先は、青根ヶ峰の南東841M地点のカクレ平。当初計画の吉野金峯山寺付近ではなく、予定の半分ぐらい過ぎた地点(笑)

車から降りて、夜空を見上げると、満天の星空。夜中から出発した特権かな。冬の夜空は、空気がすんで、小さな星まできれいに見えます。

準備をして、5時前にヘッドライトを身に付け、いざ出発。Y師匠を先頭に林道から入り、藪漕ぎしながら、道を彷徨いました。一度林道に戻り、登山口を発見。

今回私は、リーダーなので、先頭を歩かせてもらう事になりました。先頭を歩くのは、難しい。自分のペースではなく、常に後を見ながら、メンバーに合わせて歩く事が大切。

6時頃に四寸岩山頂上に到着。まだ辺りは暗く、尾根道を進みながら少しずつ明るくなり、オレンジ色の朝焼けが美しい。

足摺宿に到着。その後着いた二蔵宿小屋も鍵が閉まっていて、9月末で閉鎖しているとか。(縦走しながら、避難小屋で、泊まりたい方は、要注意です)

大天井ヶ岳手前の100Mは急登。手前でY師匠より地図読みのレクチャーを受けました。山頂で集合写真を撮り、途中開けたところで、山座同程。山上ヶ岳や稲村ヶ岳や大峯の深い山々が見えます。

尾根道を歩きながら、五番関に到着。女人結界門を見ると複雑な気持ち。

早めのお昼ごはんを食べて、ここからピストンで戻ります。巻道を進むと杉林が続き、周りの景色が見えない退屈な道がしばらく続きます。谷筋のトラバース道は何ヶ所も崩れ、出来るだけ山側を歩く様に慎重に進みます。

九十丁石付近で、林道に出ました。林道の道端に一面に生えたススキがお日さまに照らされて、金色に輝きすごくきれい。歩いても歩いても続く林道に飽きて、登山道の稜線に戻るべく、取り付きを地図で探すが見つからず、途中景色を見たり、おしゃべりしながら、ひたすら出発地点目指して歩きます。ようやく車が見えて、ゴール。

早めに下山出来たので、金峯山寺に車で向かいます。蔵王堂でお線香をお供えし、お参りしました。紅葉のピークが終わったのか吉野は、観光客も少なく、思ったよりひっそりしていました。

帰りにいつもの台湾料理に行きたかったけど、開店前の準備中のため前を素通りし、奈良市内のラーメン屋でお腹を満たし、帰路へ。

今日は穏やかな暖かい1日でした。奥駈道初参加のメンバーは、次回も参加したいと満足された様子でした。

去年から地味に繋いできた個人山行での日帰り大峯奥駈道縦走も残すは、行者還岳〜五番関と玉置神社〜熊野大社のみ!
来年奥駈道の続きを是非一緒に行きましょう。

暗闇の中、ヘッドライトを頼りに。星と月がきれい。
二蔵宿小屋横のベンチで、休憩。小屋は、閉鎖中。
大天井ヶ岳に向かいます。この先は、急登。
大峯の深い山々。山座同程。
Y師匠とススキ。いい写真。
林道脇から大峯の山々が一望。
吉野金峯山寺の蔵王堂にお参り。安全登山祈願。

讃岐富士と大麻山例会山行

UPDATE 2023-12-11


【日 程】 2023/12/02(土)
【参加者】 7名
【コース】 野外活動センター⇒飯野山登山口⇒山頂⇒西又分岐⇒野外活動センター
【記 者】 Kame Kuri


亀岡地区/京都地区から早朝に出発し宝塚北SAに集合し坂出に出発した。

高速道路上から見る飯野山(以後 讃岐富士)は、綺麗な円錐形の山容で期待に胸を膨らませながら登山口へ向かった。

丸亀市野外活動センターに着くと係の方から綺麗な讃岐富士の写真や「讃岐富士登頂記念カード」を頂いた。

登山道は道幅も広く緩やかな登りである。この登山道はかつて舗装道路で軽自動車が通っていたとのことです。途中にそのなごりの舗装部分がありました。

登山道の途中に黄色のコンテナボックスがありその中にはナイロン袋に入った砂が置いてあった。その時 登山道整備の方が来られて話を聞くと土嚢袋に入れる砂で整備に使用するとのことです。皆で4~6袋を両手に持ち7合目まで運んだ。

讃岐富士から見る瀬戸内方面の景色に癒され登山道にいたネコ達に癒された讃岐富士でした。

下山後は、お楽しみのうどん屋さんで本場の讃岐うどんを味わってきました。

地元の皆さんは、押しの店があり「麺のこし」「出汁の味」にこだわったお店選びだそうです。

円錐形の綺麗な讃岐富士を後に大麻山に向かった。

金比羅宮の表参道の石段を登りながら両脇のお土産店に気をひかれながら登ると疲れも感じない。やがて785段を上り本宮に到着。ここから見る讃岐富士も綺麗であった。

時間の関係で奥宮 大麻山山頂には行けず今後のお楽しみとなった。

干支の山 兎走山(とのやま)🐇個人山行

UPDATE 2023-12-11


【日 程】 2023/12/03(日)
【参加者】 7名
【コース】 春日神社登山口🅿-岩田山-舟伏山-兎走山-🅿
下山後、車移動して岐阜城観光。
【記 者】 AKKOKKA


卯年が終わろうとしてるのに干支の山に登ってない・・・
年女のAKKOKKA どうする どこ行く で見つけた岐阜県の兎走山 (172m) 「とのやま」って読むんだって
声をけたところ 虎・辰・羊・兎の7名が集まる
虎に食われるかもしれない 龍に襲われるかもしれないと ドキドキの羊と兎 (笑)

春日神社登山口に車を停め お参りして登り始める
まずは岩田山  (270m)  低山と侮るなかれ なかなかの急登で木に捕まりながら登る
続いて舟伏山 初めて歩く道はワクワクする
地図やスマホとで確認し、先頭を交代して進む
さて締めの兎ちゃんに行きましょう!
トラバース道が細くてドキドキしたり、登りの急坂を下ったので慎重に足を運んだりで ようやく兎走山へ登る分岐点へ
登ること15分で兎走山に到着! ワーイ!
お昼を食べて下山した

次なる目的地は岐阜城🏯
雨も降ってきたので ロープウェイで城攻め
ところが 天守閣に登るとお日様が・・・虹もでてきた🌈

虎と辰と羊と兎… いいこといっぱい、これからもよろしく♡

満足度120% 絶景の小豆島2days個人山行

UPDATE 2023-12-02


【日 程】 2023/11/23(木)~2023/11/24(金)
【参加者】 宿泊組:会員10名  日帰り組:会員2名
【コース】 23日(木) 8:30 神戸港発 ジャンボフェリー ~ 11:55 坂手港着
碁石山 ~ マルキン醤油 ~ エンジェルロード ~ 温泉 ~ 夕食 ~ 旅荘「古浜」着(泊)
24日(金) 寒霞渓 ~ オリーブ園 / ランチ ~ 皇踏山
17:00 土庄港発 国際両備フェリー ~ 18:10 新岡山港着 ~ 京都着22時頃

【記 者】 dekopon


■はじめに
海を眺める山歩きシリーズで小豆島の碁石山をずっと意識してきた。
・6月 小豆島町役場から小豆島観光資料を取り寄せる。
・7月 タイミングよく、BS朝日「そこ山」で本庄まなみさんの「皇踏山」「星ケ城山」を観て、3座ともめざしたい思いが募る。そのためには2日必要。「錦秋の寒霞渓」シーズンを狙う。
・9月 メンバー募集と共に、相談チームを編成し、観光も含めて案を練り始める。
・仕事調整できた人も含め、宿泊組メンバーは10名と車2台。調整が無理だった2名は日帰りで参加。
・繁忙期の為、フェリー予約開始日に乗船予約。リピーターの多い素泊まり旅荘「古浜」を見つけ、1棟借りで予約。
・駐車場、温泉、観光地、食事場所、スーパー等の情報も相談メンバーで探し合い、欲張り案達成のためにタイムスケジュールを綿密に調整する。

ところが当日、「阪神タイガース、オリックスバファローズ優勝記念パレードに合わせて、三宮フェリーターミナル付近で交通規制が行われるため、代替ルートでお越しください。連絡バスも運休です。」という連絡が入る。徒歩組も大回り迂回ルートを歩いて港に到着、無事合流。

ジャンボフェリー内では、残っていた検討案件、「碁石山~マルキン醤油~エンジェルロードの時間配分」についてミーティング。結果、船内からタクシー1台を手配し、さぬきレモンうどんで腹ごしらえをして下船する。

■碁石山 (12:22駐車場S~13:15洞雲山~13:50碁石山~14:31駐車場G)
坂手港から車2台と予約タクシー1台に乗り込む。車利用で長いアスファルト道をカットして山上に向かい、メインの岩場歩きと海を眺める絶景を堪能しようという作戦。碁石山駐車場には2台の京都ナンバー車が先着していた。見た目ベテランさんの雰囲気。さすが、同じことを考えている。
洞雲山経由で登山開始。ウバメガシのトンネル山道を進む。乾燥した土の上は、硬く茶色いその落葉で覆われている為、滑る滑る。ウバメガシは備長炭の原料になるとKさんが教えてくれた。小豆島八十八ヶ所の霊場洞雲山から碁石山へと続く遍路道が登山道となっており、岩場交じりの急斜面に取り付いて岩の尾根に上がると片側が切れ落ちた岩場の稜線に出る。そのピークからは、バーンと開けた瀬戸内海とぽっかり浮かぶ島々が目に入る。「おおおーっ!」とあがる大歓声。さらに、心弾む岩場歩き。我々はこの絶景を楽しむために小豆島に来た。

下山後はマルキン醤油でしょうゆソフトを食べ、2つの目的を達成。
ここで、日帰り組とお別れし、日帰り組は徒歩でフェリー乗り場へ向かい、坂手港17:45発のフェリー内で爆睡して神戸港に戻ったそうだ。

■次なる目的地は小豆島で唯一の酒造が営むモリクニベーカリーで朝食用のパンを仕入れること。しかし、「酒造りに専念するためにパン部は3月まで閉店する」との貼り紙があった。残念だがパンは地元スーパーで仕入れることにし、小豆島町を出て、次なる目的地、土庄町へ向かう。

■4つ目の目的地とは、干潮時に海の中に現れる砂州「エンジェルロード」と夕陽。
「日没16:55 砂の道17:03まで」を確認しているので、16時すぎに到着できたのはベストタイミング。運よく駐車場も空いていた。
砂の道を歩いて楽しんだ。消えゆく砂の道を慌てて渡った。オレンジ色に染まっていく空やきらきら輝く水平線の美しさを堪能した。日没後、うす暗くなるまでの時間はゆったりと流れていった。

■その後、買い出し、オリーブ温泉、海鮮料理、土庄町を出て小豆島町のお宿に向かう。
旅荘「古浜」到着20時半。以降23時半まで「みっちりミーティング」。
個室5部屋、大部屋1部屋を使用させていただき、ゆっくりと体を休ませることができた。

■寒霞渓 (7:02 こううん駅駐車場S~登山口~三笠山~ケーブル利用~10:40 こううん駅駐車場G)
2日目6時半に古浜のおばちゃんに見送られ、小豆島町を出てまたまた土庄町、寒霞渓のこううん駅に向かう。当然、到着1番乗り。
小豆島が世界に誇る絶景は、日本三大渓谷美、日本三大奇勝とたたえられているそう。そんな自然の景勝を5つ目の目的地、寒霞渓で紅葉シーズンに楽しみたかった。
裏神懸8景の奇岩や木々の紅葉を愛でながら、時間も気にせず写真をいっぱい撮りまくり、楽しみながら石畳の登山道を登る。三笠園地に到着した時には1時間遅れ。Sリーダーから、展望スポット「空の星」や三笠山、売店など近辺の見どころをゆっくり楽しもうとのアドバイスがあり、足を延ばしたいと計画に入れていた星ケ城山は次回送り(?)にすることとした。

観光バスも到着し、人が増えてきた。今日が平日で良かったと思った。ロープウェイから青空と紅葉と奇岩と瀬戸内海と島々を眺めながら、我々の心もルンルン紅葉色。5分間の空中散歩を楽しみ、こううん駅に下山した。(モンベル割引有)

■さあ、ランチめざして、11時オープンのオリーブ園へ。6つ目目的地のレストランでは、タイミングよく10人の座席が確保でき、ホッとする。食後、オリーブ繁る園内をのんびり散策、お土産タイムも楽しんだ。

■皇踏山(12:48 オリーブタウン駐車場~14:04 皇踏山~15:44 駐車場)
碁石山で、我々より1日早く小豆島入りしていたらしい京都組にフリーペーパーを渡し、良かったところをたずねたら「皇踏山」と返事が返ってきた。最後の目的地に期待感膨らむ。
オリーブタウン駐車場に車を置き、街歩き単独行動のFさんとお別れして、9名は街中の路地を通って登山口に向かう。
登山道は急な登り坂が続き、滑りやすい。帰りにはこの道を下らなければならないことを念頭において登っていく。木々の間からちらちらと見える海を楽しみにしながら歩を進め、見晴台に到着した。
「おおおーっ!すごーい!」 絶叫しながら欄干まで駆け寄る。昨日とはまた違った絶景が楽しめる!
岩場ばかりの山頂(P394)からの眺望も素晴らしい。土庄町の山なので、エンジェルロードもバッチリ見える。
Eリーダーのもと、幻の城伝説のある山城跡周回コースを周れて大満足。
さあ下山、ズルっと滑りこけないようにと木の枝を掴んだりしながら慎重に下り、予定通りの時間帯にオリーブタウン駐車場に下山した。皇踏山は低山ながら、ガッツリ登山だった。

■土庄港に向かう。観光センターでFさんと合流し、新岡山港行の国際両備フェリーに乗船。ツアー観光バスも乗船してきたので自由席は満席。運よく座れた我々は全員爆睡して睡眠を確保。そして、安全運転で無事帰京。

■振り返れば、どこを切り取っても全てが「ラッキー!できすぎ!」の濃い濃い小豆島2daysでした。全て皆様のご協力のおかげです。(共有した写真は430枚)

■帰り、土庄港で何人かが手にしていたのは、「小豆島一周サイクリングマップ」。
それって、「次回はサイクリングで周ろうやー。」ってことなのかな? 

碁石山から
夕日のエンジェルロード①
夕日のエンジェルロード②
寒霞渓 石門にて
寒霞渓 空の玉
オリーブ園 風車
皇踏山から