京都一周トレイル~西山連峰を繋ぐ満腹山行個人山行
UPDATE 2024-01-25
【日 程】 2024/01/07(日)
【参加者】 会員8名
【コース】 西芳寺川林道入り口(8:02)~丁塚(8:13)~沓掛山(9:30)~老ノ坂峠(11:09)~首塚大明神(11:17)~大枝山(11:55)~大暑山(12:46)~ゴール(13:54)
【記 者】 dekopon
自分が叶えたいことの引き出しに入ったままで、数年間、実現できないままのことがいくつかある。《大峯奥崖道》に比べたら全然大したことではない! のだけれど、引き出しの中のひとつを年の初めにやりきっておこうと思い立ち、計画を立ててみた。 【空白の「老ノ坂峠~大暑山」間を繋ぐ】
(しかし、こんなことに関心のある人などいないかもしれない。でも、ご褒美を付けたらご一緒してもらえるかも・・・)と思い、【ピッコリーノでピザを食べる」】をオプションに付けてみたら、あれよあれよと食いしん坊さんたちが飛びついてきて、あっという間に8名になった。
【西芳寺川林道入り口スタート(7時半)~老ノ坂峠(11時頃)~大暑山(12時半頃)~ピッコリーノ予約(14時)】という大まかなコースタイムをグループラインで心づもりしてもらう。
当日、スタートが8時になり、行動時間は正味6時間。スタート前に喝を入れる。
「いつもの亀さんペースで歩いていたら間に合いません。休憩も2~3分しかとれません。2時までに到着するために、時間を意識して気を引き締めて歩きましょう!」
ピザ目的のメンバーだから、ガッテンしたら気合も入り足取りも順調。陽ざしも差してきたので、唐櫃越えの緩いアップダウンでも汗をかく。
西山団地からは西山霊園~老ノ坂峠旧道ルートで縦貫道の上を通って安全に首塚大明神に抜けることができた。(このルートを教えてくださった元会員T氏に感謝。)
西山連峰トレッキングコースに入る。次に目指すは大枝山。以外に急登で、ゆっくりでも30分登り続けると、思った以上に疲れた。そして、誰もが方向を間違うらしい《案内板》で我々も同じように方向を間違い、(案内板の書き方にもう一工夫あればなあ)と思いながら西山団地へと向かう。途中、「あれが大暑山やね。もう近いね!」と目的の山が見えるとやや気が緩んだのか、一番楽な平地でゆっくり亀さんペースに戻り、いかんいかん!
15分遅れで大暑山到着。下山で取り戻せるかと思っていたら、なんのなんの。
我らが選んだ下山コースは、落ち葉が降り積もったかのようにふっかふか状態、斜面なのに道の状態も段差も見えず落ち葉ラッセルをしながら進まないと危なっかしい。慎重に足を置かなければ何度も転びそうになる。30分ほど下ると堰堤が見えた。しかし、堰堤付近は想定外の土砂崩れ状態。あらら、道はどこに? あの道に渡りたい。
M氏が先頭でルートを導いてくれ、みんな、斜面に這いつくばるようにして無事に通過する。(あ~、思った以上に下山に時間をくってしまった・・・。)
やっと縦貫道の下に出て、やれやれ。歩きながら、「あと〇分!」とカウントダウンが始まる。ピッコリーノに到着したのは6分前。
(全行程ヤマップ平均速度130~150 いいペースやん!)
すぐに靴を脱いで席に案内してもらうなり、4種類のピザを注文する。時間差で1枚ずつ運んでもらっては、ピザ担当が手際よく盛り付けてくれる。「まだまだ入るね。」さらに2種類追加。「こんなご褒美は最高やね!」「6種類のピザを味わえたのも8人で来たからやね。」
この満腹山行で、私の叶えたかったことのひとつ【伏見桃山城~天王山】がめでたく繋がった。ご一緒していただいた皆さん、ご協力ありがとうございました。
2024 キラキラネームの越百(コスモ)山個人山行
UPDATE 2024-01-08
【日 程】 2024/01/06(土)
【参加者】 会員4名+会員外1名
【コース】 伊奈川ダム手前のゲート〜登山口〜御嶽山展望所〜越百山避難小屋〜越百山 (ピストン)
【記 者】 へっぴりゴシ
2024年最初の三連休、私にとっては登り初めで三百名山でキラキラネームのコスモ(越百)山へ
木曽駒ケ岳~空木岳から更に南の中央アルプスの中にある山で、名前はずっと気になっていたけど行ったことのなかった山
三連休の計画は当初、塩見岳から始まり、天候の都合で霞沢岳も断念し、Yさん提案の日帰りで越百山へ行ってみようとなりました。
5人は0時に京都を出発し、中津川ICを経由して伊奈川ダム下のゲートに到着
4時半に登山開始、ヘッデンで足元を照らしながら1時間半林道をひたすら歩き、6時に登山道の取付きに到着。
ここまで長かったぁ~(•́-•̀٥)
やっと山道を歩ける喜びを味わう間も無く、ひたすら見晴らしの無い九十九折りの坂道
九十九折り、九十九折り、坂道、坂道・・・・・もぉ、修行
漸く展望が開けることを期待して、地図に書かれていた御嶽山見晴台を探すも何処へ??木々が多く、
木々の隙間から見えたとしても、向こうの山はガッスガスの流石っす!で隣の山すら見えませんでした。
期待も虚しく、登りに集中し煩悩を抑えただ歩くのみ!・・・だって修行だから
高度が上がるに従って、雪の量も増して寒さも強くなって行く・・・だって修行だから
徐々に全員の言葉数も減ったころに一旦上り詰めたところから50m下ると突然目の前に越百避難小屋がお迎え
まだ10時、お昼にはまだ早いので一気に山頂を目指す
この日、越百山を目指す登山者はどうやら我々だけのようなので林間に荷物を置いて、そこからは身軽になり進む
植生がハイマツ帯に変わるとさらに雪の量も増して、風も徐々にキツくなる
西風がもろに受ける場所では前日のトレースも消えてしまい、ルートを探しながら、雪庇の踏み抜きにも注意をして進む
先頭を順番に交代してルートファインディング、楽しい♪
山頂へ着く頃にはもう暴風雪、ホワイトアウトするほどではないが、景色は全くなくただ寒いだけ・・・だってだって修行だから
風と寒さに耐えるといきなり現れた山頂P2613、デン!タッチしてサクッと駆け足で記念撮影
この日の予報は山頂では風速17m、そりゃ寒いわ
急いでハイマツ帯まで下って、髪もまつ毛も眉毛も真っ白に凍ったお互いの顔を見て笑うw
さっきまで寒かった場所が、山頂に比べて温かく感じる・・・修行の成果!
期待していた中央アルプスや南アルプスの山々の風景は見ることができず残念でしたが、雪山の寒さを少し実感できた良い機会でした
ここからピストン。ピストンあるあるで、とにかく復路は長い長い、下っても下っても全く時間が過ぎなくて
景色もないもんだから足元ばっか見てる。「よくもまぁこんな坂道登ってきたなぁ」って思うのもあるあるw
無言の時間が続く・・・
15時過ぎにやっと林道まで下山、少しミゾレやアラレが降り始め、重力に任せて林道を下る
朝は真っ暗で見えていなかった巨大な氷柱や、ダムの水の綺麗なことに感動しながら1時間ばかり歩くと、駐車場手前でカモシカがお出迎え
顔が丸々してて、イノシシみたいなカモシカ(笑)ジーッとこっちを見ている顔が可愛かった♡
16時20分下山完了、ほぼ12時間歩きっぱなし
景色も無く、雪山をただ登るだけ、下るだけのしんどい山行でしたが、これはこれで自分を試す良い山行だったと思います。
皆さんも是非行ってみてみください。
帰りは、遅くなったので、温泉入浴初めはお預けで、中津川へ
途中、師匠が昔に行ったという昭和レトロな「プリンス松葉」で洋食を食べてお腹を満たして京都へ
ご馳走山!
新春登山 愛宕山-竜ヶ岳例会山行
UPDATE 2024-01-04
【日 程】 2024/01/03(水)
【参加者】 10名
【コース】 A班)JR保津峡駅-ツツジ尾根-愛宕神社(往復)
B班)JR保津峡駅-ツツジ尾根-愛宕神社-竜ヶ岳-月輪寺への道の途中から空也滝へ下山-清滝-JR嵯峨嵐山駅
【記 者】 里山
今年は辰年。新春登山を愛宕山から延ばして北の竜ヶ岳まで行く計画にしたのだが、朝の雨雲レーダーをみると午後2時には雨雲がかかってきそう。出発時(8:10)に相談して愛宕神社往復に計画を変更した。
サクサクと登れて気持ち良い。息が上がる一歩手前のペースで登ったので、ずーっと歩き続けられる。先導のベテランの技です。「水尾分れ」で一服していると表参道からOさんが追い付いて来た。「事前申込してないけれど、みんなに上で逢えたらいいな。」と思って来たのだそう。
ここから10名揃って愛宕神社へお参りし、お札を頂く順番を待っている間に軽く食事。
そうこうするうちに、「んン⁈ お日様が差してきた?」
Y師匠すかさず携帯で天気予報を確認。そして、「竜ヶ岳へ行くぞ!」。雨が降るのは夕方以降になりそうです。
こちらで急遽2班に分かれ、Y師匠と若手3名が竜ヶ岳へ。残り6名はツツジ尾根へ向かう。
ツツジ尾根班は下りも快調。途中すれ違った当会会員のKさん(真っ赤な60or70Lのザックに奉納する水をたっぷり詰め込んだ)と立ち話をするなど約30分のロスをしながらも、1:40に保津峡駅に到着。
駅にて竜ヶ岳班に電話してみたら、あちらも空也滝近辺まで下山しているとのこと。
暖かいお正月、黒門から上の参道の凍結も雪の気配も全くなし。ちょっと残念だけれど、これはこれで良い一年の始まりです。
八ヶ岳 裏同心ルンゼIC個人山行
UPDATE 2024-01-04
【日 程】 2023/12/29(金)
【参加者】 S・Y A・S 他3名
【コース】 京都…美濃戸…赤岳鉱泉…裏同心ルンゼ…大同心稜…赤岳鉱泉…美濃戸
【記 者】 kamemaro
今シーズンのアイスクライミング事始めとして、八ヶ岳裏同心ルンゼを登る(今年は、鉱泉まで雪がなかった)。
29日という年末の平日とあってか、先行は2人組3パーティーだけなのでノンビリと登れそう。Sさんは本チャン初めて…昨シーズン末の鉱泉アイスキャンディーでのトレーニングの成果や、如何に?
F1、F2と順調に登るが、F3で先行パーティー待ち。天気も良いし、景色はバツグン。雪を頂いた中ア、御岳が雲海の上に大きく見える。「ゆっくり登ったらいいやン!」天気が良い日は、気持ちもゆったり。
F4、F5も問題なく登り、枯れ滝(水流のない滝)の下で、登攀終了!みんな揃うまで暖かい日だまりで日向ぼっこ…天気が良くても日陰は、やっぱり寒い…そりゃ2600mにいたら風が弱くても寒いわなぁ。早く下りてお風呂に入りたいと思っても、時間が?? あんまりゆっくりしすぎたみたい?
ここから大同心稜への登りがシンドイ、いつ来ても…。大同心稜の下りもキツいしイヤな下り。赤岳鉱泉で時間を見ると3時半…もう風呂はダメ!!
朝方、ガラガラだった鉱泉も、フロントはごった返している。さすがに年末、私も泊まりたい(年末大抽選会があり、提供されたいろんな山道具がもらえるから)。
イヤな山道(雪が積っている方が歩き易い)と林道を黙々と歩いて、太陽が西の山に沈むと同時に美濃戸に着いた。
追記:アイスクライミングが初めてのSさん、みんなに遅れることなく完登!本格的なトレーニングは、今年の3月に1日行っただけなのに…センスあるんかなぁ?(私はSさんの登りを見てないので、評価は後日にお預け。Sさん、登り見たかったぁ!)
新六甲新縦走①個人山行
UPDATE 2023-12-24
【日 程】 2023/12/23(土)
【参加者】 会員16名
【コース】 山陽塩屋駅から神戸電鉄丸山駅まで、
指定された地点を通過しながら。
【記 者】 T.Y
六甲全山を数回に分けて縦走するコースの第一弾。この日は会員16名が参加し、4グループに分かれて塩屋駅をスタート。企画してくれたYさんから地図が配られ、そこに記された10個のポイントを辿りながらグループごとに活動しました。
地図に記されたポイントを手掛かりに、グループごとに地図をみて相談しながら進んでいきます。途中、一般の全縦走コースから外れるポイントもあったため、全縦走の案内に惑わされながらも地図アプリに頼らず各ポイントをクリアしていきました。ただ、慎重に進みすぎたことで時間切れになったため、残念ですが8個目のポイントまでとし、当初予定の鵯越駅より近い丸山駅に向かい、この日の山行を終了としました。
この日のルートは低山ではあったものの、須磨アルプスの名物である馬の背や、高取山に向かう岩場の登りなど、変化を楽しめる山行でした。また、朝からかなり冷え込みましたが、天気は見事な快晴で、神戸の海が見えるビューポイントから見事な景観が見られて、楽しい一日をなりました。
個人山行を企画してくださったYさん、ありがとうございました。第二弾は2月に予定されていますので、ぜひ多くの会員の方の参加をお願いします。