比良明王谷沢登りその他山行

UPDATE 2025-07-29


【日 程】 2025/07/27(日)
【参加者】 会員3名
【コース】 坊村駐車場ー明王谷ー三ノ滝脇林道ー坊村駐車場
【記 者】 Koume.S


今年は、早い梅雨明けで、猛暑日が続き、とにかく暑い。暑すぎるので、涼を求め、沢登りへ。比良の坊村から出発し、地主神社横の林道よりすぐに明王谷に入る。

想像以上に水は、透き通っていて、水量も多め。水も冷たく気持ちいい。

しばらく歩くと、堰堤が見えてきた。左岸側から堰堤の横の急斜面を巻いて登る。

しばらく沢の中を歩くと、ニノ滝が見える。ロープをセットし、滝の脇の岩を登る。滝の上から、右岸へ流れがきつい為、よく足元を確認しながら、慎重に渡る。

その先の三ノ滝は、Y師匠いわく、いつもは、渡る事が出来る滝下の空間も水量が多くて、無理と判断。

右岸側の激急斜面を木の根っこを頼りにがっつり登り、細尾根に出て、またロープを付けて、三ノ滝上部に下る。

しばらく進むと左岸の岩を少しへつり、前の2人は、泳いで渡る。足のつかない深さが苦手な私。ロープで、引っ張っていただき、なんとかクリア。今日は、ここまで。

透き通った水と緑の木々、木漏れ日がきれいで、猛暑を忘れられる心地のよい涼しさ。この夏は、しばらく沢登りが続きそうです。

今日は,水量多め。
堰堤の左岸側から、急斜面を巻いて登る。
ニノ滝。
比良の沢は、透き通ったきれいな水。
ニノ滝の脇よりロープをセットし、登る。
ニノ滝上部の渡渉。水流が早いので、慎重に。
三ノ滝。水量多い。

ピレネー山脈の山旅その他山行

UPDATE 2025-07-25


【日 程】 2025/07/08(火)~2025/07/15(火)
【参加者】 4名 会員2名 他2名
【コース】 アンドラ ラ ベリア…エルスコータルス ド エンキャンプ…ド フォントベルデ避難小屋…ピックデルスペソンス山2864m…デ イイラ小屋…GR7・GR11トレイルート……アンドラ ラ ベリア…バルノード-アリンサル…GR11ルート…コマペ ド ローサ小屋…コマペドローサ山2942…コマペ ド ローサ小屋…アンドラ ラ ベリア(全行程5日)
【記 者】 kamemaro


2019年のコロナ前に地中海からフランス、スペイン国境をアンドラ公国の手前まで歩いた。もう少し歩きたい(できれば大西洋まで)と機会をうかがっている間にヨーロッパの経済発展に伴い、日本の円とユーロに2倍近くの差がついてしまった。それでも何とか…と思い、Kさん夫妻を誘い灼熱の日本を脱出した。

アンドラ到着次第、地図を購入し登るコースを検討する。アンドラを囲む山は、アンドラ ラ ベリアを中心として東西、それにフランスと接する北側に分けられるが、前回の続きとして東西の山に登ることにする。

コースを調べ(地図で)東側の中心部を目指す。タクシーで登山口まで入り、黒松の広がる林の中を歩き出す。道はよく踏まれており迷うことはない。途中、元気な地元の人やトレランの人に追い抜かれるが、お互いに交わす暖かい言葉に励まされる。

今日の宿泊予定所まで、あと少しというところで枝道に入ってしまい、道草を喰らう。お陰でキレイな池に出会い、水面に映る荒々しい山々に感激する。オマケにマスまで泳いでいる。なんで?こんな閉鎖された池に…どうも人が放したようだ…と言うのもアンドラの名物料理は、マス料理と言われており、この後もいろんな池でマスを目撃した。

昼過ぎに避難小屋へ到着し、長い1日(21時40分、日没)をノンビリと過ごす。夕方、上昇気流に乗り2~30羽の鷹が真上を舞い、とても日本アルプス等では見ることができない光景を見ることができた。自然が大切に守られている証拠か…。

明くる日、トレイルコースから離れ、大きな岩などが散乱する斜面を登り、ピックデルスペソンス山2864mを目指す。陽が昇ると共に点在する池に付近の山々が映り、斜面一面に高山植物が広がるスケールの大きさは、素晴らしかった。

山を下り、ヘリコプターで運ばれた釣り人のいる池の側にある山小屋に入るが、ここで一悶着。「支払いは現金で。」「えッ?クレジットではダメ?」「ダメ!」「そんな現金(€)持ってないで!なんでやねん?」etc。交渉の結果、「下山してから町で支払ってもらったらOK!」…最終的に、日本円でOKというところまで話ができた。語学力がないため苦労するが、これも海外登山の面白さ……大きな声で、ハッキリ言うことが大切か?

夜中トイレに起きたら満月に氷河跡のカールが連続し、世界文化遺産に指定されているマドリウ ペラフィタ クラロ渓谷の連山がガスの上に浮いている。思わずカメラを取り、外に出てパシャパシャ。ス・バ・ラ・シ・イ!

さわやかな朝を迎え、パン・チーズ・ミルク・コーヒーの定番朝食を終え世界遺産の中をひたすら下る。途中、ドイツから来たおばさんや、休憩した牧場でいろいろ話している中で、ニセコが出てきたことにはビックリした。こちらの物価からすれば、6500円の海鮮丼も高くはないみたい。

宿泊所「ホテルピレネー」で1日休養した後、町の西側にあり、アンドラの最高峰でもあるコマペドローサ山に向かう。小屋のスタッフから「予約が入ってない。」と言われ「エ!」 スマホには、キッチリと予約情報が残っている。不審に思ったスタッフが、よ~く調べると登山口にも同じ名前のホテルがあるとのこと。予約情報からそのホテルが予約されていることがわかりガックリ!「部屋がよくて、なんか変やなぁ~?」と感じていた。でも、今夜はこの小屋に泊まれるとのことだが、ホテルの方はノーショーで返金はないとのこと。「こんなこともあるさ!」

早朝、腹一杯の朝食を頂き、小屋で待つという女性2人を残し、男2人でコマペドローサを目指す。普通の登山道が2650m付近まで続くが、そこから急登の斜面となり右側は、約800m真下あたりに山小屋が見えている。「落ちたら、あそこまで絶対に止まらんな!」と言いながらリッジを登る。アンドラとスペインの国旗、それに方位盤もある山頂に着く。まもなく途中で追い抜いた地元の登山者が登ってきた。お互いに写真を撮り合い、周囲の山(特に西側:また登りたい)をよく眺めてから稜線伝いに下山する。雪渓と二つの池の側を通り、元の道に合流し早足で下山を急ぐ。途中、日本から来たというトレッカーに出会う。山で出会った初めての日本人、GR11ルートを最初から最後まで歩いているのだと。話が弾むが、ヨーロッパにはこんなロングトレイルがたくさんある。小屋に戻ると、残った2人もこの青年と話していたと…。小屋の前で残り物の昼食を摂り、昨日登ってきた道を下山する。

【参考】円と€のレート:1€≒174円 昼食≒15から18€ 夕食≒25から30€ ジュース、コーラ≒3€ 水≒2€ クロワッサン1個≒3.5€

    ホテルは、朝食付きで日本より少し高め(休日前と平日では、倍くらいの差がある) 

    ゲストハウスは、バス、トイレ共用で2人部屋・ドミトリーなどあり、タコ部屋みたいな所からホテル並みまであるが、安い!!

アンドラの最高峰 コマペト ド ローザ 2942m
キレイな森と険しい山
宿泊した避難小屋 同宿は地元の方2名
避難小屋の夕焼け PM9:40
池に映る岩峰 AM7時00分頃
アルペンローズ(ツツジ科)ヨーロッパの高山にある
マドリウ ペラフィタ クラロ渓谷の連山 氷河が作ったU字谷が連なっている
コマペトド ローザ付近から見る昨夜の宿(真ん中の陰の所)800mの標高差がある

逆登山 蘇洞門🌊例会山行

UPDATE 2025-07-21


【日 程】 2025/07/13(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 エンゼルライン駐車場(586m)ー久須夜ヶ岳(618m)ーエンゼルライン駐車場ー蘇洞門入口ー泊乗越(464m)ー蘇洞門 大門小門(0m)ー泊乗越ー蘇洞門入口ーエンゼルライン駐車場
【記 者】 takenoko


蘇洞門(そとも)・・・小浜湾の東側に位置する内外海(うちとみ)半島北側の海岸にある海蝕洞(波の浸食によって海岸の崖にできた洞窟のこと)で、花崗岩が日本海の波の作用で削られてできたもの。豪壮な景観は、若狭湾国定公園を代表する景勝地となっており、昭和9年に国の名勝に指定されています。

 

 梅雨明けが異常に早く、天候の心配をすることがなかった。5:00 園部を出発し、小浜へ向かう。天気は良さそう。ドライブウェイ「エンゼルライン」で鉄塔4基がある山頂近くの駐車場まで上る。

 7:00過ぎに駐車場を出発し、若狭湾を眺めて、10分で一等三角点のある久須夜ヶ岳へ到着。今回の山行では、「山」はおまけ。これから下山から始まる「逆登山」で、海抜0メートルの「海」を目指す。蘇洞門入口から、登山道を下る。広葉樹の中を心地いい風が吹き、今日はここに来れて良かったと思う。

 泊乗越を過ぎると、風が止み、暑さを感じ始める。道幅が狭くなり、ガレ場の部分も出てきて慎重に歩く。下のほうから何かの大きな音が聞こえてきて、後にセミの大合唱だと判明する。Sさんが1.5㎝程のセミの抜け殻を見つけ、その小ささに驚く。標高310m付近からロープの張られた急斜面が3ヶ所出てくる。時々後ろを振り返っては、ここを登り返すのかぁ、と不安になる。

 木々の合間から青い海が見え始め、コンクリートの階段が現れる。降りていき、生い茂っているカラムシという葉っぱをかき分けて進むと、海が広がり双耳峰の青葉山が見える。上から見ても海底がわかるぐらい水がキレイで、青(緑)の濃淡が美しい。(2年前に登った青葉山は、東側からしか眺めたことがなく、若狭富士らしい形だった。東北東のここから見ると、東峰と西峰がわかる。)

 階段を下り、何度も写真で見た光景を目の前にする。9:00 蘇洞門到着。遊覧船用の小さな船着き場があり、後ろには吹雪の滝と大小2体の不動明王像、前には大門小門。自然の造形美に圧倒される。いいお天気でキラキラした綺麗な海、大門越しに青葉山を確認できる。クライミング好きの2人は、蘇洞門の岩壁を見て、どう登ろうか考えている。岩の上をたどって、小門へ回りこんできてから、少し休憩。

 休憩場所に日が差してきたので急いで出発、9:30 登山開始。階段の段差が大きく、これからの登りが思いやられるが、2時間程のコースタイム。どこの低山でもこの暑さ、木陰の中を歩けることに感謝しながら、ゆっくり登っていく。

 日曜日で登山者が多いとすれ違う時に困るなぁと心配していたが、今日出会ったのは10名程で、静かな山行。猛暑・急斜面・クマ・マダニ・海の虫など色んな心配事はあったが、11:35 無事に駐車場へ到着。真夏の逆登山 お疲れさまでした。

 エンゼルラインを下り、御食国若狭おばま食文化館で入浴・昼食を済ませ、京都へ。

 今回見えた青葉山など、また海の見える山に出掛けたくなる例会になった。

10分で久須夜ヶ岳山頂。一等三角点。今回は、おまけの山。
ロープの張られた急斜面が3ヶ所。
階段を降りていくと広がるキレイな海。双耳峰の青葉山も。
まもなく海抜0メートル。
大門から青葉山。
岩の上をたどって小門まで。
小門から。
近寄れない滝の横に花。コオニユリ? ミソハギ?

ニッコウキスゲの赤兎山例会山行

UPDATE 2025-07-08


【日 程】 2025/07/05(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 赤兎山登山口ー小原峠ー赤兎山ー避難小屋ー赤兎山ー小原峠ー赤兎山登山口
【記 者】 あーちゃん


 初めてのリーダー例会(⋈◍>◡<◍)。✧♡

名前から可愛い、赤兎山🐇⛰

ニッコウキスゲの赤兎山🐰⛰

ずっと行ってみたかった赤兎山🐇⛰

お天気はずっと晴れでしたが、午後から日本海側は雨模様。

コース:大長山には行かずに避難小屋までのピストン

ブナやカエデのグリーンシャワーがキラキラして綺麗で、山頂では白山がドーンと最高の絶景❣

看板には別山?白山?どっちなの

その先の避難小屋までのニッコウキスゲの稜線歩きはウキウキ気分

避難小屋で早めの昼食を済ませて予定より早めに下山しました。

下山後は、温泉♨水芭蕉で汗を流しサッパリ、続いて道の駅(越前大野荒島の里)で、

広大なモンベルとカフェで、楽しみました。

充実した1日でした。

Hさん長距離運転とたくさんのフォローありがとうございました。

みなさん、お疲れ様でした。

 

 

立派だな白山。別山より。例会山行

UPDATE 2025-07-01


【日 程】 2025/06/29(日)
【参加者】 別山組5名 小屋組4名
【コース】 市ノ瀬ビジターセンター→猿壁登山口→別山.市ノ瀬道→チブリ尾根→御舎利山→別山ピストン
【記 者】 スエ子


行きたいとこに行く!

今日は2班での山行。

am5:00  出発すでに別行動。

行く前からびびらされてた「ホンマにつかへんで」

とゆう登りNさんが良いペースを作ってくださりコツコツ行く。

天気快晴ラッキー!小屋前から花がちらほら

「Kさ〜んなんの花?」よく知ったはります。

興味はあるんです。お花大好き。でも覚えられないです。

am8:20  チブリ小屋到着(20分休憩)

こっから大迫力ゼブラ白山ずっと見てられる。

素晴らしい綺麗!まだ行ってない白山に「テント行こうや〜!」と次から次へと計画が止まらない。

つづら折れの登り……あぁ疲れが…

御舎利山もうちょっと-…登らな……って感じ…

am10:20 御舎利山  ついたー!

別山まで後少し!やけどこの景色楽しもう!

立山、北ア、乗鞍、御嶽山全部見えるやないのー!

彩雲まで!ひゃ〜なんちゅう贅沢!

Oさんおにぎりデカイね〜。休憩〜!

am11:00 別山 登頂 やった〜!

さあこっからは下るのみ。

歩きやすいと思った道が足も疲れ、ゴロゴロする石に滑ったりふらついたりこんな、長い道のりやったか??と思うほど足疲れました。

pm3:30 ビジターセンターでみんなと合流。

待っててくださりありがとうございます。

皆が1つの山でも違う目的で楽しめて良かったです。お疲れ様でした!

Sさんは次の日もダイトレ!絶好調!

 

別記】小屋組は、体力不足を自認するグループが、チブリ尾根避難小屋までのピストン計画を立てただけのこと。山頂組が下山するまでに戻ればいいので、いつも以上にゆっくりペース、余裕の登山です。小屋手前の南斜面は、一面のニッコウキスゲ。ササユリはまだ硬いつぼみで開花まであと4,5日か。気持ちの良い避難小屋で1時間以上のティータイムの後、小屋の横で双眼鏡を覗いていたY師匠が御舎利山へ到達しつつある仲間の姿を発見。これもまた一興。「あっちが下山するのは、だいぶん先だな。まぁいいかっ!」と小屋をあとにしたのでした。(by里山)