堂満岳 アイゼン・ロープワーク個人山行

UPDATE 2025-02-03


【日 程】 2025/02/01(土)
【参加者】 会員2名
【コース】 イン谷口 - 堂満岳第2支稜 側面
【記 者】 カリメロ


堂満岳でアイゼン・ロープワークトレーニング。

先週も堂満岳へトレーニングに来ていたが、気温も今日は暖かく雪も少し溶けていた。

雪は先週よりも少しかたく、つぼ足でも疲れることはなかった。

 

Y師匠がセルフビレイを取り、後から続いて登りセルフビレイをとる。

次にロープを通してビレイ機にて準備完了。

エイトノットなどチェックしてもらい、1ピッチめ。

スタスタ登るY師匠を見つめながら、ロープを送る。スタスタすぎてロープ送りが大変だ。

こりゃ明日は筋肉痛だなと思いながら、師匠の登る場所を確認していると師匠からの声が。

あとロープどれくらいや?と。

まったくコールせず必死にロープを送り、ただ登る姿をみていたのである・・・。

 

登るときは、師匠の足跡を確認しながら登るが、こっちのほうが楽かもと思い少しズレたところに足を置くとなんと不安定なことか。

それがわかってるからY師匠はこっち側から登ったんだなと。

その迷いのない足跡にY師匠の卓越した山スキルを感じながら、後に続いて登るのも楽しかった。

第2支稜の側面を5ピッチでトレーニングを終了し、下山。

何度もトレーニングしているのに、ロープワークは難しい。

間をあけるとすぐに忘れてしまう。ピッケルアイゼンワーク、ともにしっかりと体で覚えて頭を使えるように。次のレベルを目指して頑張りたい。

 

今日はY師匠を独り占めできたおかげで、濃いトレーニングをしていただいた。

楽しかったーーー!

権現山 霊仙山 例会山行

UPDATE 2025-02-03


【日 程】 2025/02/01(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 霊仙山口駐車場-権現山-霊仙山-霊仙山口駐車場
【記 者】 秋の風


 8:00道の駅妹子の里で山をみると、グレーの雲に覆われて山頂全くみえず。雨雲レーダーは10時から1時間雪、のみ。行ってみるか、と8:30から登りはじめ、霊仙山を経由せず10:30権現山996m到着。雪も降らず眼下に琵琶湖もみえる。来てよかった。

 700m付近から積もり出した雪が山頂にはしっかりある。小女郎峠に向かって進み11:30で折り返しピストンの予定を、権現山頂北側の緩やかに下る雪原でのワカン練習に変更。2週続けてワカン練習をしている先輩たちから歩き方を教わる。ワカンで登ったり下ったり。より急な斜面を探してみたり。あっちは雪がしまっている、こっちはフカフカだ、あそこの登りは良い感じ、と話しつつ、時にあせび周りの深い雪にハマりながら、誰も歩いていなかった雪の上を4人で縦横無尽に歩き回った。雪の上に足をおろし、ぎゅっと踏み込む感覚、小判形の足跡が、なんとも楽しい。

 お昼ご飯のあと、次来た時はそり遊びもできるね、ナイロン袋が1番滑ることが研究されている、なら今できるね、となり、ザックもワカンも置いて、ナイロン袋一つ手に滑りだした。不思議なもので、滑ると腹の底から笑いが込み上げてくる。よりよく滑る斜面を見つけ、みんな同じところを、「そろそろ下山の時間」と、声をかけられるまで繰り返し繰り返し爆笑しながら滑り、止まってしまう部分に手を加え改善。結果、素敵な滑り台と登り階段を作り上げた。

 12:30下山前に地図と目の前の景色を照合。登ってきた道、目前の山々、そして経由する霊仙山を確認し、向かう。権現山とはまた違った山道。14:00霊仙山頂750.5m到着。権現山頂からみたときに沸いた「霊仙山、思ったより高いやん、え、大変やん、、、」が、本日2度目の、「やっぱり来てよかった」に。休憩を挟んで、ぐんぐん下って15時下山。

 計画していた六甲山から雪山に。2/2雨を見越して2/1に。ルートを短く雪を堪能。霊仙山にも登頂。参加者の気持ちを汲んでの大先輩の提案、臨機応変な変更で、山と雪を120%満喫できた笑いに満ちた楽しすぎる山行になった。

 

権現山と霊仙山の分岐
権現山頂近く、眼下に琵琶湖足元に積雪
到着したよ!
我々の足跡
あゆむくんの足跡。目指せ小判形
ヒャッホー雪滑り
標高650雪なし いざ霊仙山へ
三角点よりも看板に喜ぶ

雪!!皆子山個人山行

UPDATE 2025-02-03


【日 程】 2025/01/31(金)
【参加者】 会員4名
【コース】 皆子山東尾根ピストン
【記 者】 スエ子


朝からチラチラ降る雪に期待をし

今日は皆子山東尾根をピストン。

杉林をぬけて尾根にのっかりジグザグと降りたての雪の上を踏みしめて歩く。

所々凍ってるのでチェーンスパイクをつけ山頂に2時間半で到着。

京都の山でこんなに綺麗な樹氷や雪庇がみれ今日はラッキーな一日でした。

帰り道に、次回は途中から違う尾根に降りて川へ出るようにと、私たち二人は宿題をもらいました。

また楽しみが出来た!

 

 

堂満岳❄️ 第3ルンゼ−第2支稜個人山行

UPDATE 2025-02-03


【日 程】 2025/01/26(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 イン谷口−堂満岳第3ルンゼ本谷−左ルンゼ−第2支稜−堂満岳山頂稜線上−金糞峠−イン谷口
【記 者】 takenoko


 登山歴の浅い私は、山頂を目指すことが当たり前だと思っていた。1週間前の御在所岳に続いて、今週も山頂には行かない。

 今回の山行は、すたスタ教室のワカン練習組と合同で実施。2台の車に乗り合わせ、道の駅 妹子の郷で合流後、イン谷口駐車場まで。そのことを知らず、当日集合場所で驚いたメンバーも。何名かの会員さんには久しぶりにお会いできた♪

 

 8時過ぎに駐車場を出発し、1時間ほど歩く。渡渉してから、青ガレを登るワカン練習組と分かれ、沢に戻り、雪のない沢を登っていく。9時半頃、第3ルンゼの本谷を前にして、ハーネスとアイゼンを装着。Y師匠にスリングでセルフビレイコードを作っていただく。Sさんのワカンが、ザックにピッタリ取り付けられる。

 再び登り始めると、まもなく、大きな岩が出てくる。先に登られたY師匠が50メートルロープを引き上げて、確保の準備をしてくださる。O先輩からアイゼンの前爪を使うように教えていただくが、自分の順番がくると、焦って足を引っ掛ける所がわからず、上手く使えない。ロープにも助けられ、力づくで何とかよじ登る。

 雪が出てくると、始めのうちは何日か前(?)のトレースがあったが、途中からなくなり、順番にラッセルしながら登っていく。雪が深い。前の方が作ってくださったトレースを私が潰すことも多い。斜度が上がると、ふくらはぎが痛くなり、少し登るだけで小休止が必要になる。

 

 落下すると危ない急斜面では、Y師匠がロープを準備してくださるので、怖さを感じることなく登ることができる。私は今回初めて、確保器でロープを繰り出す。自分が登る番になると、ロープワークのわからない私は何もできず、Sさんに全てお願いする。先に登られたY師匠から登ってくるように何度も指示されるが、まだこちらは準備ができておらず、「待ってください」を繰り返す。私の声が聞こえていたのかわからない。

 Sさんが「堂満岳4回目の今日が、ロープワークもできて1番楽しい♬」とおっしゃった。地図アプリに載っている「登山道」ではない、冬だから登れるルート。

 雪質に合わせて、足の置き方を変えるのが難しい。年末の武奈ヶ岳でも感じていたが、自分の荷物を少しは減らさないといけない💦💦 今日は足を置くとどんどん沈んでいき、空洞にハマることも。雪の中に木の枝があり足をかけることができたが、あの木がなければどうなっていたのか? すぐ横には、落ちると全身がハマってしまうような深い穴があり、身の危険を感じる。

 

 登り続け、11時半頃、第2支稜の琵琶湖が見渡せる所にたどり着く。残り標高150メートル付近で、ワカン練習組と連絡がとれる。山頂に到着され、待ってくださることに。少し登るとアラレのような細かい雪が降ってきて、一瞬で辺りが白くなる。

 深い雪が続くので、アイゼンを着けたままワカンを装着。(私の「あゆむくん」はダメでした。) 浮力があり歩きやすくなる。御在所岳に続き、木登りをしているような場所もあり、安定して足を置くことができる木に助けられる。

 最後の急登を登り、12時半頃 堂満岳山頂の稜線上に到着。Y師匠がにっこりされて「修業だったな」と言われ、山頂で待機中のワカン練習組を呼びに行ってくださる。休憩時間がなくお腹もすいていたので、私はゼリー飲料を一気に補給。到着して10分ほど経ち、O先輩が後ろを振り返られ、琵琶湖が見えることに(気づかれていなかったことに)驚かれていた😊(色々とご迷惑をお掛けしました。)

 

 40分程待っていただいたワカン練習組と合流し、金糞峠までの稜線上を移動。途中、下りのピッケルの持ち方が逆だと教えていただく💦 今日登ってきた斜面が見える地点があり、Y師匠は目を輝かせられて、もう次に登るルートを考えられている。

 日の当たる休憩場所を探しながら、ワカン練習組に続いて金糞峠を下る。休憩後も青ガレを下るが、何度か足が引っ掛かりヒヤッとする。渡渉し、駐車場までの長い道を歩く。途中、積雪期搬出訓練をされているグループ、雪遊びに来られた子ども連れの団体がいらっしゃる。登山者も多く、人気があるイン谷口だが、残念ながら今週は雪が少ない。

 

 私は山行中ずっと必死なので、余裕をもって歩けるようになりたいと思う。自分の安全を確保できるように、ロープワークも覚えていかないといけない。「修業」は、まだまだ続く。

ワカン練習組と10名で青ガレまで。
トレースがなくなりラッセル。
危ない急斜面はロープで確保してくださる。
カニ歩きでトラバース。
ハマった穴から脱出後、ひたすら登る。
アイゼンのままワカン装着。
Y師匠と右からまわり、危険な箇所も。
今日のご褒美。雪をかぶった伊吹山・霊仙山も。

すたスタ教室Part②個人山行

UPDATE 2025-02-02


【日 程】 2025/01/26(日)
【参加者】 会員6名
【コース】 イン谷口駐車場一金糞峠一南比良峠一堂満岳(ピストン)
【記 者】 atsuko.ya


小雨の亀岡を6時出発。昨日Y師匠は北横岳へ行かれたにもかかわらず 連日の運転に感謝致します。

雪山初心者🔰の私にとっては1週間前と同じ山でのワカントレーニングは、安心感↑で復習気分。今週は気温高めで雪がどんな感じ?でしたが、琵琶湖が見える頃 雨は止み車窓から見える。比良山系は雪が減ってるものの大丈夫そう。琵琶湖を望む朝焼けがとても綺麗で感激。

8時イン谷口駐車場着。1週間前はタイヤがスリップするほどの雪も 今日は全く雪なし。

登るにしたがって雪も徐々に増え 2回目なので、チェーンスパの扱いに少し慣れたとはいえ、顔を上げると 先輩方は既に装着済み。焦る私達新人。

習った歩き方で一歩づつ踏みしめながらすすむ。

ルンゼ行きの4人組とは、青ガレの手前で別れる。(すごいなぁ〜お気をつけて)

金糞峠を過ぎ いよいよワカン装着。「まだ、踏まれていない雪を歩きや〜楽しまないと!!」の、声掛けに夢中でシャクナゲの木の下を歩き回る。この前皆が苦労した雪の壁を見つけて 果敢に再チャレンジ!! 

今日は 雪が崩れずワカン歩きが上達した!?と勘違いしそうになるほど、サクサク歩ける。積雪状態でこんなにも足元が変わるとは驚き。

堂満岳山頂では他にも大勢ルンゼを制覇した皆さんが登ってこられ賑やかに、ランチタイム。

ルンゼ組の皆さんとも合流。

琵琶湖大橋から、伊吹山まで絶景。

下山は、チェーンスパのつま先に力をこめても、何度もズルズル。ツルツルも、大事に至らず。ずーっと長い下山で緊張続きにほっこり。2回に渡り教室を開催して下さり、渡り異なった雪質歩きを体験でき、良い学びに感謝。