【日 程】 2026/01/24(土)
【参加者】 5名
【コース】 ちくさ高原スキー場P〜峰越峠〜江浪峠〜三国平〜天児屋山(ピストン)
【記 者】 へっぴりゴシ
1月末、「10年に1度の最長最強寒波襲来!」
しかもJCPZ付き。
京都にもドカ雪か?と、内心ちょっとウキウキワクワクで浮き足立っていたのだけれど……現実はシーン。
「なんやねん!最近のメディア“10年に1度”使い過ぎちゃう!?2年前のんが雪降ったわ!!」
と、半笑いでTVへ突っ込んでいた矢先。
新潟の会社の工場へ電話すると、
「雪の影響で、ほとんど誰も出社できてません。私も、もう少ししたら帰宅します!」
……日本海側はやっぱ別世界。
今北陸へ行くと、これは登山どころか、道路で立ち往生して車に缶詰めコースもあり得る。
私の缶詰なんか美味しく無い無い!!
ということで、当初予定していた取立山は断念し、針路を西へ。
(前置きが長いのは寒波のせい、ということでご勘弁を)
行き先は、知る人ぞ知る県境の山
昼頃までは天気が持ちそうと天気図から予測、それも修行w。
そこで選んだのが「三国平〜天児屋山」。
「……どこ?それ?」
ですよね。
兵庫・岡山・鳥取、三県の県境にある山域。
なだらかな山道、私のように素直な尾根、雪山でも魂を抜いてプラプラ歩けそう。
以前から「ここ、気持ちええやろなぁ♡」と目をつけていた場所。
しかも生まれ故郷の近く。
スキー場の駐車場も使える。
条件、そろい踏み。二階堂ふみ。
参加者は私含めて5名。6時半、京都出発。(やっと出発ですよね)
山に近づくまで、道路に雪はほぼゼロ。
「あれ?大丈夫か?」と不安になりつつ、ちくさ高原スキー場へ。
さすがにスキー場手前から雪が増え、ようやく安堵。
小さなスキー場ながら、駐車場は近隣ナンバーの車でどんどん埋まっていく。
我々もスキー客に混じって駐車。
周囲がスキー靴やスノボブーツに履き替える中、
我々は冬靴。
ザックに付いているのはスキー板ではなく、ワカンとスノーシュー。
スキー客の立場だったら、
「あの人たち、何しに来たん?」
ってなるやつです(笑)
魂抜いていきましょう!
9時ごろスタート。
林道を少し登ると、通行止めで除雪されていない林道へ。
膝あたりまでズボッと沈む雪。
……早い。
想定よりだいぶ早い。
さっそくワカン&スノーシュー装着。
朝の空は予報どおり、晴れ間少々あり。
歩くと暑い💧
登りに取り付くとさらに暑く、上着を脱ぐ。
時折吹く風が、ちょうどいい。
登りは続くものの、急登というほどではなく、
約2時間で江浪峠へトウチャコ。
ここまで来れば、この先 多少のアップダウンはあれど稜線歩き。
踏み抜く雪庇もなく、魂を抜いて歩ける安心感。
カラマツの丘と、ブナの木
三国平を越えると、視界が少しずつ開けてくる。
南には後山。
「え、こんな近かったん?」と思う存在感。
北側にも山々。
……名前は知らんけど(笑)
見えるのは山、山、山。
稜線は風が少し強く、じわっと体温を削ってくる。
少し広い場所に出ると、
「カラマツの丘」の看板。
……が、
看板がかかっているのはブナの木。
「いや、そこブナやん(笑)」
と即ツッコミを入れるY師匠。
トレースのない場所をあえて選んで歩いたり、
雪の感触を楽しんでいるうちに、
目的地「天児屋山」到着。12時過ぎ。
出世はもういいけれど
天児屋山。
「どうやら神様の名前らしいデェ」、と博識のFIパイセン。
後で調べると、
天児屋命(アメノコヤネノミコト)由来っぽい。
日本神話の神様で、藤原氏の祖神。
藤原氏の繁栄にあやかり「出世の神様」とも言われているそうな。
……
もう出世を望まないメンバー5人衆ですが(笑)
ブリザードはユーミン付きで
山頂に着くころから風が強まり、空模様も怪しい。
山頂ランチは見送り、風を避けられる場所まで下山。
例の「カラマツの丘」を過ぎ、
少し下った林間で短時間の昼休憩。
早めに下りたい。
すると風で、
木の枝に積もった雪がバサッ、バサッと舞い、
まるで簡易ブリザード。
へっぴりゴシの脳内では、
松任谷由実の
「ブリザ〜、Oh ブリザー♬」
がエンドレス再生。
全員、下山モードに入ると脚が早いのなんの。
昼休憩場所から約1時間で下山完了。
14時半、駐車場着。
そのタイミングで突風。
目の前では、若い兄ちゃんたちが「ヒェ〜!」って言いながらお着替え中。見せられてるこっちの方が「冷ぇ〜!」
いよいよ天気が崩れ始めた。
思った以上に天気は持ってくれた。
これはもう、天児屋命に感謝🤍
〆は湯と飯と安さ
帰りは「エーガイヤちくさ」でひとっ風呂。
入浴料、なんと¥500。「社長、安ぅ〜い!」
安富PAでしっかりお腹を満たし、京都へ帰還。
雪は深く、天気はギリギリ。
でも、ちょうどいい行き先と、ちょうどいい余白のある一日。
そんな山行でした。









