【日 程】 2025/03/20(木)
【参加者】 会員6名
【コース】 可児川下流域自然公園P~カタクリ登山口~鳩吹山~天神山~両見山(西山)~P
下山後、カタクリ群生地 滝樹神社(滋賀県甲賀市)
【記 者】 ひろさん
スプリングエフェメラル
「エフェメラル」は、「儚い」とか「短命」とかの意味があるそうで、雪溶け後、春を待ちかねたように一斉に咲き出し、夏には地上から一切の姿を消してしまう早春の花たちのことで、「春の妖精」にたとえられる。
そんな春の妖精さんたちに会いに、岐阜県の鳩吹山にGO!
前日、亀岡では朝からみるみる積雪。
急遽、参加予定者に「この積雪と明日朝の氷点下の冷え込みで凍結の可能性があるから、念のためチェーンアイゼンと防寒着持参」と連絡したが、当日、登山口Pに降りてみると、天気は最高、暖かく「上着いらないね」という陽気に恵まれた。
登山前に、カタクリ群生地を通るも、一輪も開花株を見つけられず。
スプリングエフェメラルの花たちは、お日様の光と温度がないと開かない、なんとも気難しさが愛おしい。
下山後に期待しようということで、鳩吹山へ向かう。
少し急登だが、1時間で山頂へ。313メートルの低山ながら、御嶽山や白山、遠くは槍ヶ岳までの大展望が開ける素敵な山。
登山道も整備されていて、休憩場所もたくさんあって、地元の方たちに大切にされていることがわかる。
天神山、両見山(西山)のピークハントして、あっという間に周回してPに戻る。
お目当てのカタクリ群生地に戻り、目を皿のようにして開花している株を探す。
と、いくつか、開花したカタクリを発見。
カタクリさんは、私に似てはずかしがりやで内気な性格?なので、うつむいてしか咲かない。
なので、みな、寝転がるような姿勢から撮影に夢中。
紫に色づいたつぼみが無数に立ってきていたので、来週には見頃を迎えそう。
花に合わせるのは難しいが、だからこそ、出会えた時の感動は大きい。
私の計画は、むしろ下山後がメインだったりする。
今回も、以前からチェックしてあった各務原市のカフェに寄ったり、信楽にある滝樹神社のユキワリイチゲの群生地にわざわざ立ち寄ったり。お付き合いいただいた皆様に感謝。