立山縦走個人山行

UPDATE 2022-08-13


【日 程】 2022/07/30(土)~2022/07/31(日)
【参加者】 5名
【コース】 (1日目)
室堂→室堂平→一ノ越→雄山→大汝山→富士ノ折立→真砂岳→内蔵助山荘(泊)
(2日目)
内蔵助山荘→別山→別山北峰往復→剱御前小舎→新室堂乗越→ミクリガ池→室堂
【記 者】 いろは


お天気を心配していたが、なんとか大丈夫であろうと、29日の夜に出発。立山駅近くの駐車場に4時前に着き、ケーブルの時間まで、少しの仮眠をとる。前もってWEB切符を購入していたので、乗車する時間に間に合うように駅に向かう。この日、天気は快晴☀️ケーブルカー〜高原バスに乗り継ぎ、ウキウキしながら、室堂へと向かう。

さぁ、これから1日目の山行の始まりだ。室堂ではチングルマやイワイキョウ、イワカガミ、ミヤマキンバイなどの花が私達を出迎えてくれた。高度順応のことも考えて室堂で少し時間をかけて散策し、そして、一ノ越までゆっくりと進む。ここから雄山までは岩場で、上を見上げた途端、なんとも言えない気持ちになったが、いやいや大丈夫!気を引き締めて進む。雄山に着く寸前に雷鳥親子に遭遇‼︎ちょっとテンションがアップしたが、お天気が怪しくなって来た。ポツポツと雨が降り初め、社務所にて様子を見ていたが、晴れ間が出てきたので、今のうちにと進む。しかし…直ぐに本格的に雨が降り始め、雨ガッパを羽織るも、雨は容赦ない。大汝の休憩所に一旦入るが、雨は止む気配もなく進むことに決める。富士ノ折立では上から土砂が流れ始め、雷も鳴り始めてきた。身を隠すような岩場もなく、とにかく身を屈める。ただ恐いという気持ちと、じっとしていると寒さも襲ってくる。稜線に出て内蔵助山荘の屋根が見えた時は、とにかくホッとし、もうすぐ着くからと自分に言い聞かせながら進んだ。山荘に着いた時は、自分でも気付かないうちに身体が冷え切っていたのであろう。宿泊者名簿に自分の名前を書こうとするが、手がかじかんで思うように書けないという状態であった。この日、夕方には雨も止み、夕焼けや夜には満天の星空をみることができた。そして何よりも山荘の美味しいご飯をいただき、身も心も満足して眠りについた。

 

【2日目】

今日の天気は、午前中は晴れ予想。お昼からは崩れる予想なので、それまでには下山しようと、朝食をとった後は手早く準備を済ませ別山へと向かう。別山からはその先の北峰へ。前方にドンと剱岳 が見え最高の展望‼︎すっごい山だなぁ〜と感無量になった。…と思っているのも束の間…あれよあれよという間にガスで周りの景色見えなくなってしまった。この後、剱御前小舎でまで行き 休憩をとり、新室堂乗越の道から下りる。雷鳥沢キャンプ場から室堂までの整備されたルートは、なかなかの階段で早く室堂に着きたいとの一心で進んだ。そして、室堂に着いた時は、着いたーっとの充実感‼︎ 皆さん!お疲れさまでした!

 

この2日間、いろんなことがあったけど、まだまだ勉強不足だと感じた山行であった。でもまた行きたいと思うし、山はいいなぁ〜と思う。今度は、快晴の立山にチャレンジしたい。