湖北 三重嶽個人山行

UPDATE 2025-03-24


【日 程】 2025/03/20(木)
【参加者】 2名会員
【コース】 亀岡=石田川ダム…登山口…南尾根上…主稜線…山頂(往復)
【記 者】 kamemaro


2月15日の怪我以来、痛みを辛抱してリハビリと思い軽い山行は積み重ねてきたが、「もう大丈夫!」と言い聞かせ、K君と雪が深いと思われる三重嶽に出かける。

石田川ダム周辺は、前回より雪は少なく、取り付きの急斜面もうっすらと乗っているだけ…よく滑って登りにくい。しかし登るにつれ雪は急激に増えてくる。300m余り登ると50㎝越え。標高600mを越えると1m以上に増える。先行者がいるみたいでトレースはあるが、ワカンを着けて登る。無しではキツイい。

山頂近くは2m以上はあるように思えた。山頂に着くと4人の登山者が先着しており、その中に一人は下京のTさんで、職場の山岳会の方と登ってきたらしい。「ラッセル泥棒やな?と話していたんですよ」と。「後から登っているんやから、しゃ~ないやないけ!」「どのコース下山されますか?」「武奈ヶ嶽への最低コルから下りようかと思ってんのや!」「私たちもそのコースです」「そやったら、またラッセルドロボウするわ!」と、たわいない会話をする。

昼食後、先に出発する彼女たちを見送り、琵琶湖や周辺の山々の展望を楽しむ。昨年や一昨年に比べ、ダントツで雪が多い。でも、もう3月下旬、もうそんなに長く雪は残らないだろう。あと1ヶ月残ればもっと雪山が楽しめるのに…。

腰を上げ、ゆっくりとラッセルドロボウにかかろうとするが、山頂から少しの下りを歩くだけで、右に大腿部に痛みを感じる。「K君、彼女たちの後を追うのは無理やわ!登ってきたルートを下りてもいいか?」「そうしましょう。無理はあきませんよ!」と、言ったものの一歩踏み出すたびに結構辛い。でも車まで戻らな!

雪が深い部分はまだクッションも有り、何とか下れるが、下部の雪の少ない斜面は滑る上に右足でブレーキを利かせられないため、時間がかかる。林道に降り立った頃には、左足も痛くなりオマケに左の腰が痛くなってくる。何とか車に到着したときは,正直ホッとした。まだTさんたちは下りてきていないが、お先に失礼する。