【日 程】 2024/11/29(金)
【参加者】 会員5名
【コース】 JR奈良線黄檗駅−高峰山登り口−高峰山−天下峰−日野岳−パノラマ岩−醍醐山登山口−醍醐寺−地下鉄醍醐駅
【記 者】 takenoko
「平日山行の会」のメンバー4名とY師匠は、JR京都駅から奈良線の電車に。黄檗駅を降りると、山の会のメンバーと遭遇! 黄檗山萬福寺・黄檗公園横の道路沿いの紅葉を楽しみながら、登山口までの坂を登る。
登山口から林道を進む。分岐からあまり整備されていない急登を登り、木に囲まれた高峰山(298m)へ。今日は時間に余裕があり、Y師匠から地図読みを教えていただけることに。地図上で行き先を丁寧に説明していただく。「道」のないルートを進む冒険さながらの山歩きは、子どもの頃に戻ったようで楽しい。今日このメンバーでしか通ることのないルートをたどり、長坂峠へ。(1年半以上地図アプリを使っているが、進行方向が表示されていることを初めて知る💦)
天下峰への登り口には、役目を終えたかわいい鳥の巣が落ちている。関西電力の鉄塔の表示もあり、整備された歩きやすい道が続く。木漏れ日を浴びながら歩き進める。
山頂プレートのない天下峰(348m)を通り、供水峠を経て、石が高く積まれている日野岳(373m)山頂で記念撮影。ここでも眺望はなく、休憩場所を求めて、見晴らしのいい「パノラマ岩」まで20分程歩くことに。(地下鉄石田駅方面からのルートでは、日野岳を隠棲の地にした鴨長明ゆかりの地・峠の名前の由来になった供水の祠があるそう。)
パノラマ岩に到着すると、目の前には大岩山とソーラーパネル、伏見の住宅街。奥には愛宕山・小塩山から六甲山まで、左手には大阪の高層ビル群・あべのハルカスが見渡せる。ここで、黄檗駅近くで購入したパンと、Y師匠が用意してくださった紅茶をいただく。絶景を前にして、ゆっくり贅沢な時間を過ごす。
休憩後、醍醐山へ続くユウレイ峠を過ぎると、幅の広い水平の道が続く。Y師匠は、この道が昔は何の道だったのか思いを馳せられる。醍醐寺横の登山口に下山。ほとんど登山者とすれ違うことはなく、地図読みの後は穏やかな山行であった。醍醐寺で紅葉を眺め、団地を通り抜けて地下鉄の駅へ。