【日 程】 2022/10/02(日)
【参加者】 会員9名+会員外1名 (A班5名)
【コース】 前鬼〜太古ノ辻〜地蔵岳〜持経ノ宿〜白谷林道
【記 者】 koume.s
A班B班に分かれての交差登山。
A班は、前鬼ゲート前を4時50分スタート。
満天の星空の下、ヘッドライトを付けて出発します。無数の小さな星まで、秋の夜空にはっきり見えて、感動です。
5時20分小仲坊の宿泊所に着くころには、夜が明けてきました。
登山道を進むと圧巻の巨木や苔が広がります。
朝日が当たって、大峯の山深い神秘的な独特の雰囲気。キツツキのコンコンという音や野鳥の声を聞きながら進みます。
100段、200段…気が遠くなる835段の木段。
巨岩の二つ岩。8時にB班とのトランシーバー交信の約束でしたが、山中は、うまく繋がらず、もう少し開けた場所で再チャレンジするも感度不良。
8時20分に太古の辻に到着。
北側には、大日岳が見えます。
ここから大峯南奧駈道の始まり。
朝露に濡れた笹漕ぎの道をザクザク入り、足元ずくずく。気にしない気にしない。
蘇莫岳で、B班とトランシーバー交信も繋がり、ひと安心。
石楠花岳山頂に9時10分到着。
眺めのいい稜線を歩きます。ここからシャクナゲジャングルです。
きっとシャクナゲが咲く季節に来たら、最高にきれいだろうなぁと満開のシャクナゲを想像しながら進みます。
ようやく天狗山に9時50分。1,537m。今日の1番高いピークです。
稜線を歩きながら、北側に大日岳、釈迦ヶ岳に続く稜線が見えます。
西側に見える稜線は11月の例会で歩くコース。とても気持ち良さそうなコースです。
嫁越峠から地蔵岳を見上げ、B班の声とメンバーの姿が見えた時の嬉しかった事。10時50分、久しぶりの再会の様にハイタッチをしながら、喜びました。これも交差登山ならではの楽しみですね。
ここで車の鍵を交換。(おっと喜びすぎて、忘れてしまうところでした笑)
お互いに写真を撮り合い、手をふりながら、またスタートです。
地蔵岳目指して登ります。ピークかと思いきや天狗の稽古場。
そこから10分ほど歩いて、地蔵岳に11時15分着。
般若岳から滝川辻、乾光門を進み、ようやく涅槃岳に13時着。
稜線を歩いていると、夜中からの出発もあり、眠気が襲ってきます。気をつけないと。
証誠無漏岳をすぎ、今回唯一の鎖場。声をかけてもらって慎重に降ります。目の前には、今日の最後のピークの阿須迦利岳。もうひとがんばり。
山頂に14時20分。そこからの激下りです。
15時に持経ノ宿に到着。
ここから林道を歩く事1時間。最後の林道ほんとに長かった。ようやく白谷林道ゲートに到着。
まだまだ続く大峯奥駈道。次回もチャレンジしたいですね。11時間半、17キロ。皆さま長い長い一日を大変お疲れ様でした。