北八ヶ岳 トレーニングその他山行
UPDATE 2025-12-25
【日 程】 2025/12/20(土)
【参加者】 5名(会員)
【コース】 横岳ロープウエー…坪庭…北横岳ヒュッテ…北横岳山頂…三ッ岳分岐…三ッ岳手前…分岐…ロープウエー乗り場
【記 者】 kamemaro
年末の爺ヶ岳目指して2回目のトレーニング。強い風とシビれるような寒さを体験しようとしたが、当日は小雨模様で気温も0度にもなっていない。
それでも山頂まで行けばと出発する。夜に降った雪が坪庭付近で10㎝余り、風もそんなに強くなく暖かく感じる。
北横岳山頂まで1時間弱、辺りはガスに覆われ何も見えず、全く山頂のイメージが湧かない。
早々に少し戻り、三ッ岳を目指す。この辺りは背丈ほどの樹林帯で、積雪は20㎝余りある。大きな岩がゴロゴロしておりトレースもないので、油断をすると雪を踏み抜き岩の間にハマってしまう。雪も増えてきてワカンを履いていないため、ペースが上がらない。
三ッ岳の手前で、雨池山を越えてロープウエーまでの時間を予測するが、予定の時間までにはとても下山できない。それと降雪直後であるので三ッ岳と雨池山の下り斜面も怖い。しかたなく引き返し、坪庭へ下りることにする。
ゴンドラ乗り場からは登山道を下るが雪が付いている道は、半分凍っていて歩きにくいこと…それに結構長い。ゴンドラなら7分で下山できるが、かなりの時間を要し、雨にも濡れてしまった。
こんなトレーニングでいいのだろうかと思うが、天候には勝てない。しかし1回目より「随分楽になった。」と言うメンバーもいるので、何とかこの調子で北アの山行を終えたい。
坪庭を回遊する2人は、雪の散策路を2周し、1時間余り早く下山し北八ヶ岳を楽しんだとのこと。
坪庭班の記/ 爺ヶ岳を目指すグループではない2人。坪庭ならチェーンスパイクで十分かと思ったけれど、せっかくなので、今季初の冬靴とアイゼンを装着。ゴンドラ乗り場からの下り道で、この判断に我ながら感謝する。バッチリ凍った場所もあって、チェーンスパでは爪が刺さらなかったかな。
明神山(播磨富士)に行きました。その他山行
UPDATE 2025-12-17
【日 程】 2025/12/13(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 明神山駐車場ー地蔵岳ー明神山、小明神山ー大熊の頭ー明神山駐車場
【記 者】 Koume.S
兵庫県にある明神山目指して、亀岡を6時に出発しました。
明神山駐車場に8時頃到着。Cコースから明神山頂上を目指し、Aコースを下山する周回コース。
紅葉も終番の落葉の多い登山道。滑りやすいので、気を付けながら、尾根続きの岩稜帯を進みます。屏風岩、観音岩、長いくじら岩を通過。途中七種山塊の山々がきれいに見えます。山頂までは、2時間弱で到着。
途中出会った地元の方と話しながら山座同定。六甲の山々、明石海峡大橋、淡路島まできれいに見えます。お天気よくて、山頂もポカポカ。
北側にある小明神山まで、恐竜岩のある細尾根のアップダウン。明神山に戻り、お昼ご飯。
Aコースから下山。達磨岩、マンモスの背、大黒岩を激下りもあり、設置されたロープを使って慎重に。13時過ぎに駐車場へ到着。
低山ながらも尾根の岩場を歩くバリエーションに富んだルート。播磨富士と呼ばれる明神山は、とても楽しいお山でした。
きぬがさ山~猪子山で筋トレハイクin滋賀その他山行
UPDATE 2025-12-12
【日 程】 2025/12/07(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 安土駅-桑実寺-観音寺城跡-観音正寺ーきぬがさ山ー地獄越ー猪子山ー北向岩屋十一面観音-能登川町
【記 者】 norokame
当初はきぬがさ山と安土城跡だったが、安土城跡の石段がかなり高い!と聞いてコースを北へとることに変更。
下山口に車をデポして、能登川駅まで歩き、電車で安土駅へ移動。駅前の看板を見ながらこれからのコースを確認し、田畑や住宅地をながめつつ桑実寺を目指す。覚悟はしていたが、いきなり階段が現れるが、山門がそこに見えホッとして登り出す。
山門に着くと見上げるほどの階段が果てしなく(私にはそう見えた)上へ上へと続いているではないか(ひぇ~)
仕方なくゆるゆると登り、途中の休憩所で一服しながら、やっと本堂へと登り着いた(ふ~っ)
まだ始まったばかりなのに先が思いやられるが、本堂にお参りして気を鎮めて次なる階段に挑戦。登り着いたところは観音寺城跡。日本最大の山城遺構だそうな。堅固な石垣が残っている。
少し下って観音正寺の裏手へ至る。西国32番札所だけあってたくさんの善男善女がお参りしている。私もその一人になって手を合わせ御朱印を頂く。
さあ、本日のメインコースへと舵を切り、きぬがさ山へとまた急な階段を登る。433mの山にしては登りがいがあった。山頂からは最後の山、猪子山がかなり向こうに見えている(まだまだやん)
気は焦るが足が焦ってくれない。丸太の階段を下ると地獄越という恐ろしい名前の峠に着く。行くも地獄、戻るも地獄なんだろうか?どんな地獄が待っているやら・・・行くしかないのでまた階段を登る。また下る、また登る・・・
雨乞い伝説のある雨宮龍神社を過ぎ、伊庭山、p4、p3、p2、p1と小さなピークを階段の上り下りを繰り返してやっと猪子山に到着(バンザイ!)時々「見晴らし良好」の立て札に導かれて展望を楽しむが、今日は少し霞んでいて琵琶湖も比良山系もぼんやりで残念・・・
最後にたどり着いたのは北向岩屋十一面観音のお堂。参拝してまた階段を下りるとデポした車がお出迎え。
このコース、4分の3位は階段だったような・・・でも、段差が大きくなくて歩きやすかったかも・・・
三つのお寺と一つの神社を巡り御利益はあるのかな???
編集者ひとり言:桑実寺の長い石段、お寺から先に続く長い階段。写真を撮っておけば良かったと後悔。あまりの迫力に登ることに集中しちゃいました。紅葉もきれいだったんですけどね。
仙ヶ岳例会山行
UPDATE 2025-12-11
【日 程】 2025/12/06(土)
【参加者】 会員6名
【コース】 小岐須登山口ー宮指路岳ー仙ヶ岳ー小岐須登山口
【記 者】 S.S
びっくりしました。
早朝、鈴鹿のPAで、山々に白いものが見られ、今日は山頂はうっすら雪景色かなと思っていたら、なんのなんの登山道の途中から数センチ、深いところでは30センチ近く雪が積もっていました。メンバーの大半はチェーンスパイクを持って来ていなかった。12月にはいると千メートル近い山に登る時は雪の備えをしなければと一同大いに反省しました。
幸いにも、日差しもあり、風もなかったので、ふかふかの雪の上をツボ足で、今シーズン最初の雪を楽しめました。鎖場や岩場をゆっくり慎重に通過して、山頂からは、鈴鹿の山々、御嶽山 乗鞍岳、遠くにはアルプスの稜線が冠雪しているのが眺められた。
昼食後、落ち葉で滑りやすくなった道をゆっくり下り、登山口に無事帰り着いた。
鎌倉谷山その他山行
UPDATE 2025-12-07
【日 程】 2025/11/30(日)
【参加者】 会員3名
【コース】 葛川中学校〜伊賀谷山〜八丁池〜鎌倉谷山〜葛川中学校
【記 者】 OT
晩秋から初冬にかわる、最高の天気の中、葛川中学校からの山歩きに行ってきました。ちょっと肌寒くて日差しが心地よい。山頂は散っているものの、三千院はグラデーションで紅葉が見頃のようです。
5−6年前にY師匠が遭難の捜索でやってきて、どんなところで道迷いしたのか見に来たとのこと。はっきりした登山道のないところで地図読みの練習をしたかった私にとってはうってつけの登山となりました。
葛川中学校脇の傍を通る、江賀谷(本来は、伊賀谷らしい)沿いから入山。P1 640 mまでの急登を登る。分かりづらい尾根と谷でできているピークで難しい。足元の獣の踏み跡、5-10m先の地形、折れた尾根の先の方の遠くの地形を全てよくみて、尾根筋を見失わないように歩く。尾根から少し外れたところが歩きやすく、踏み跡も多いが、離れすぎると歩きづらい上に地形を見失いやすいので注意。
一気に登りきりP1をすぎると傾斜がなだらかにP2からコルに降りて登り返すが、この地形読みがまた技術が必要。支尾根に入りこまないように気をつける。木の根っこから地面の高さを見て、一番なだらかなところを見つけて歩く。
コルは地形図に現れない10m未満のものもあったりするから、数を数えたりするとかえって間違いやすい。そもそも自分が気づかないうちに曲がったり、尾根が別れたりしているから、慣れないうちは、地形が複雑になるチェックポイントを予め控えておき、その周囲では何回でも立ち止まるのが良い。
江賀谷に合流するところまで降りて、八丁平に。アクセスしづらいところだが数人のハイカーや写真撮りに出会う。落ち葉もある急登をやってきたからか、意外と足がつかれていて、適温の平地歩きに心が休まる。
鎌倉谷山(地図では鎌倉山と記載)に向けて登り返しオグロ坂からの合流点を曲がったところで、地形がさらに複雑になる。コルや分かりづらい支尾根の繰り返し。支尾根はしばらくは歩けても、いきなり切れて谷に落ちているのがほとんどで、道迷いの挙げ句、滑落・遭難に至るのも納得できる。谷に降りても、普通の登山靴でロープ無しだと、転倒あるいは滝から滑落するのが関の山である。もし支尾根に入った場合は、すぐに間違いに気づき戻ることをためらわないのが大事。
帰りはあえて分かりづらい尾根の方から、ここはGPSにも頼って下山。
落ち葉があって柔らかく急なところをあえて降りたりして、この一年でフラットフッティングも少しはできるようになったなぁと自負しつつ。。。
なんてことない里山ですが、言葉にしきれないほどの学びがある山行になりました。「地図読み」とは言いますが、眼前にある「地形読み」に時間をかけることがまず大事で、それができれば自ずと地形図との照合ができるようになるのだと思います。
雪山ではトレースが無いところを歩くことも多く、これからいくらでも鍛えようがありますね!