はじめてのロープワーク講習例会山行

UPDATE 2024-09-16


【日 程】 2024/09/14(土)
【参加者】 16名
【コース】 半国山/音羽の滝コース & 八木城山/山麓(亀岡市交流会館から)
【記 者】 里山


今日は、Y先輩の協力を得て、「歩き方の練習会」と「はじめてのロープワーク講習」の2本立て。

午前中は半国山の慣れ親しんだ登山道を登りつつ、Y先輩が「ここぞ!」と思ったところで一行を停めて「足の運び方」を解説、一人ひとりの歩き方を確認という練習を繰り返しました。例えば、段差がきつくて いつもなら「どっこいしょっ」と力を入れなけりゃ登れない所が、教えてもらった足運びなら びっくりするほど楽に登れる。そんな「歩き方のこつ」をたくさん教えてもらいました。一歩ずつの「少し楽ちん」は、長距離の登山になれば積もりに積もって大きな差になります。疲労を貯めにくい歩き方は、疲れから起こる事故の確率も減らしてくれるはず。
 ただし、今まで、そんなことを考えずに歩いていた人にとっては、教えてもらったことが体に染みつくまでは、そりゃ大変!・・・。でも、頑張って習得する甲斐がある技術なんです。

予定時間がきたので、山頂へ背を向けて音羽の滝の河原へ。Kさんが「柿の種」を使ったカレーを準備してくれました。お肉が入ってないのに美味しくて、かつ短時間調理。

午後は、蚊を少しでも避けたくて、八木城山へ移動。そして「ロープワーク講習」
よく使うロープの結び方を数種、ソウンスリングを使っての簡易ハーネスの作り方、補助ロープと簡易ハーネスを使ってのトラバースや滑りやすい斜面の上り下りなどを練習しました。おまけで、「ツエルトの張り方」も少々。いずれも、しょっちゅう使う技術ではありませんが、いざという時にさっと使えるために、時々は練習しておきたい技術です。

安全な登山をするためには、いろいろと知っておくべき知識や技術があります。普段の山行でも折に触れて先輩から教えてもらうのですが、登山の途中ではゆっくりと練習時間がとれません。今回のような機会をこれからも設けたいと思います。

 

歩き方の解説中
習ったことをみんなで確認しつつ練習
音羽の滝をバックにランチ準備
八木城山にて
ピコシェルターに男性2人が入ったら