夏の赤坂山

UPDATE 2024-07-08


【日 程】 2024/07/07(日)
【参加者】 12名
【コース】 マキノ高原駐車場 - 赤坂山登山口 – ブナの木平 – 粟柄越 – 赤坂山(824M) ※往復
【記 者】 T.Y


梅雨真っ只中の例会山行。雨天の心配をよそに、当日はほとんど雲もない快晴。暑さが心配される中、12名の会員が参加してくれました。

会のこれまでの山行では、冬の赤坂山は何度かあったものの、夏の赤坂山は初めてという方が多く、同じ山でも雪がないと全然印象が違うようでした。ブナの木平の東屋は冬は屋根の近くまで雪で埋まっているようで、柱の下の方が少し傷んでいることからもその様子が伺えました。

暑い中の登りはきつかったものの、途中で良い風もあり、また、水場で身体を冷やすこともできたので、なんとか体力を維持しながら山頂までたどりつくことができました。山頂は日差しは強かったものの風が心地よく、360度の眺望を楽しむことができました。

迷いやすいポイントはなかったものの、周囲の状況を手がかりに地図で現在地を特定する方法を確認するなど、経験の浅いメンバーにとって学びを得る機会にもなりました。

暑い中参加いただいた会員の皆様、おつかれさまでした!

 

リタイアしたFより ・・・ 登り始めてしばらく、軽度の熱中症を自覚しました。進退を迷う間もなく前を歩いていたY師匠に異変を気づかれ、仲間たちから「下山」を指示されました。全員での下山も選択肢にありましたが、結局、T女史が付き添ってくださることになり、二人で下山。早めの判断が功を奏したのか、元気に仲間の下山をマキノキャンプ場で待てました。みなさま、ご心配をおかけしました。

 

 

山頂での集合写真
山頂へ向かう稜線歩き

三上山〜妙光寺山 縦走

UPDATE 2024-06-20


【日 程】 2024/06/16(日)
【参加者】 会員11名
【コース】 御上神社🅿―登山口―女山―三上山―岩梨山―日陽山―不動山―妙光寺山―三上神社―御上神社🅿
【記 者】 atsuko.ya


三角形の美しい山。ずっと気になっていた。去年8月に山の会に入会した私は、それが三上山で、縦走ルートがあると先輩方から教わる。早速、今回の例会山行計画には待ってました‼と、嬉しくなる。

妙光寺山までの縦走路は、岩場あり、ザレ場あり、振り返ると立派な三上山が見えて励まされ、思わず「キレイ!」と、何度叫んだことか。

小さい山でもピークが6つもあるので、ワクワクするコース。この時期なのに、まだ入梅しておらず 夏の日差しに負けてピークひとつだけ辞めに。しかし健脚3人組だけが、岩梨山へGO!! 。ついて行けずすみません。

妙光寺山から、稲荷神社へ降りるルートは、御上神社🅿まで 国道を2キロ以上でも歩こうと 覚悟を決めていたが、国道をショートカット出来る下山道を見つけて 森のような湿った山の中も悪くなく、三上神社まで無事に下山。

御上神社🅿に戻る途中 吸い込まれる様に 某コーヒー店に寄ってお腹も満たされ、暑さ疲れも吹っ飛び 無事に例会が終了。

皆さんの 有り難いサポートの元、初めてのリーダーをさせて頂き、沢山学ばせて頂きました。大変緊張しましたが、楽しい良い山でした。再度登ってみたい山になりした。

今シーズン初の沢登り、元越谷

UPDATE 2024-06-18


【日 程】 2024/06/16(日)
【参加者】 会員3名、会員外1名
【コース】 元越谷
【記 者】 Koume.S


週末の雨予報で行き先変更。今回は、鈴鹿の元越谷に向かいました。行ってみると師匠の読み通り、増水なし。透き通った水。ほっと一安心です。

今シーズンはじめての沢登り。Oさんは、沢登りデビューです。それぞれ久々の沢靴、沢ゲイターを装着。いざ出発。林道を30分ほど歩き、沢に入ります。水から上がったところで、すぐに大きめのヒルに遭遇。やっぱりいますねー。

まず師匠から岩にのせる足の置き方、ポイント、足裏全体をのせる、水から上がった岩場ばかり歩かない様、沢を歩く方法など指導してもらいました。

2つ目の堰堤の横は、ザレザレの急登を登りつめるとその先に沢幅の広いゴルジュが現れます。

へつり方を師匠から説明を受け、左右の岩壁のどちらかをよく見極めて、出来るだけ水の深くない足の置き場がありそうな方を選びます。その先何ヶ所かへつりを繰り返しながら、とうとう足を滑らせ、ドボンと水の中へハマってしまいました。焦って少し泳ぎ元の岩に戻って、再チャレンジ。次は、師匠に手や足の置き場所を指導してもらうとスムーズに。岩登りと同じで、よく先を見極めての判断が大切。

そして目の前にどどーんと大きな滝が現れます。滝の横でロープを出し、“へっぴりゴシ”さんにリードしていただき、その後をアッセンダーを付けて登り始めました。後ろから師匠の大声の指導をしてもらい、慎重に登ります。滝の落ち口に立って待っていると気が緩んで落ちてしまうケースもあるらしく、上りきった安全なところで待つ事が大事です。

ルートを確認し、滝から80メートルほど歩いたところから、登山ルートを探します。ザレた斜面を登り、林道に出たところで休憩。おにぎりをほおばっていると、左手にヒルが。いつのまに⁈こわっ。

車を停めた所まで、30分ほど歩き、到着。靴を履き替えようと裾をめくった3人の足には、ヒルが吸い付いていました(帰りの車の中で、私も手の甲を噛まれました)Oさんと私は、今日が初めてのヒルデビューの日となりました。

帰りには、近くの大河原温泉かもしか荘♨️で冷えた体を温め、お昼ごはん(野洲川ダムカレー鹿カツ入りetc…)を食べ、帰路へ。

色々な岩の形状や滝、ゴルジュ、なんと言っても水がきれいで、新緑に癒されます。私は、沢の経験がまだ少ないですが、もっとスムーズに沢登りを楽しめる様に練習したいと思います。

左は、今日 沢登りデビューのOさん。
ゴルジュが現れます。
慎重にへつります。
へつりながら、水の冷たさを感じます。
目の前に大きな滝が現れる。
滝の横をロープで登ります。
いつも教えていただくお2人。ありがとうございます。

満開見頃の水仙断念⇒大津京から如意越で蹴上へ 

UPDATE 2024-05-07


【日 程】 2024/05/06(月)
【参加者】 会員8名
【コース】 大津京駅(9:08)~早尾神社/山上不動尊(9:35)~長等山テラス(10:00~10:15)~如意ケ嶽(11:25)~大文字山四つ辻(11:50)~日向大神宮(13:05)~蹴上着(13:20)
【記 者】 dekopon


「GW最終日は天気が崩れる」という予報だったので思案していたが、午前中はなんとか雨ももちそう。
体験者さん3名を含む4名がキャンセルになったので、会員8名で湖西線永原行に乗り合わせた。
水仙の丘までは計画通りに歩く予定ではあったけれど、さて、ルートをどうしようかと車内でミーティングを開始。

蓬莱駅に近づくにつれ、窓に雨粒がかかってきた。
「もう降ってきた。予報より早ない? 山頂の雨雲、黒いな。」
「山頂、ガスって見えへんね」
「登りにロープウェイを使いますか?」
「いや、登りも下りもロープウェイでいいんじゃない?」
「駅からバスに乗るのなら、比良駅で降りますよ。」
「上で、打見山⇔蓬莱山間を歩けばいいやんね。」
「いや、リフトに乗りたいな。リフトから眺める水仙もいいと思う。」
「ほな、水仙の中にモデルがいるね。歩き組でモデルになろか。」

等、会話しながら比良駅に到着。改札を出てびわ湖バレイ行のバスを待つ。

「上がってもガッスガスで、きっと琵琶湖も見えへんわ。」
「往復バス代+往復ロープウェイ代+リフト代で〇〇〇〇円!」
「そのお金、ザック新調の資金に回したい!」
「それもそうやね。こんな日にわざわざ行くこともないか。」

と満場一致でまた改札を入り、京都方面行の電車で折り返す。
車内では、大津京、または、山科下車で、蹴上まで山歩きで帰るルートを探った。

「琵琶湖を眺めるいい場所があるし、大津京で降りて如意越で蹴上まで帰ろう。」

所用のある2名と別れ、6名は大津京駅から皇子ケ丘公園、早尾神社を経て、山上不動尊の左手登山口から長等山テラスを目指す。
山道を25分も歩けば、長等山テラスに到着。そこは、地元愛を感じる琵琶湖のビューポイント。
琵琶湖の向こうに6月例会の山、三上山も見えている。
小腹を満たし、如意ケ嶽を目指して歩を進める。
如意越えルートを外れ、如意ケ嶽山頂に向かう舗装道を歩き、山名のプレートを探す。
山頂付近は「通産省大阪航空局の航空保安施設」としてフェンスで囲われており、入れないが、外側の木にかけられたプレートを発見。
「これは、数年前に登った時に見た同じプレートだ!」と嬉しくなった。

如意越えルートに戻り、京都一周トレイルコース四つ辻まで戻ってきた。
蹴上に向かって下り、日向大神宮到着。蹴上のカフェで一服して、代替案の如意越山行は終了した。
このルートを初めて歩いた仲間もいたし、雨に降られることなく、薄っすら日差しと心地よい風を感じる山歩きができて良かった。
一面満開の水仙はまたの機会に。ザック資金をちゃんと残せたことで、心は安定した。

藤原岳 孫太尾根〜大貝戸

UPDATE 2024-03-02


【日 程】 2024/03/02(土)
【参加者】 会員4名
【コース】 孫太尾根登山口〜丸山〜草木〜藤原岳山頂〜藤原山荘〜大貝戸道〜大貝戸登山口
【記 者】 ひろさん


 花は短し歩けよみんな

 藤原岳孫太尾根でセツブンソウが見頃で、福寿草も咲き出したとの情報を受けて、待ってましたと出かけた。 

 下山予定の大貝戸登山口駐車場に車をデポして、予約してあったタクシーで孫太尾根登山口からスタート。

 が、前夜からの寒波で、一夜にして雪山に変身していた。

 諦めずに探すが、お花さんたちは雪の下。

 HPの写真も、春の妖精さんたちの美しい写真で飾る予定だったが、雪道の写真だけで、どうも気合いが入らない。

 でも、私にとっては、たぶん今シーズン最後の雪山。新雪のサクサク感を味わえ、泥んこ天国とはならず、思いのほか歩きやすい登山道だった。

 ランチは、藤原山荘であったかくいただき、下山は安全に大貝戸道を下る。

 目当てのお花さんには会えなかったが、私の企画する山行としては登山らしい登山になったはず。

 思ったようには見えないから妖精さんなんだと、自分で自分を納得させることにした。

 同行いただいた皆さま。お疲れさまでした。

唯一見つけたネコノメソウ
久しぶりの雪山で指先が冷たい
うまく撮れなかったが一瞬日差しが入りキラキラに
藤原岳山頂にて。寒いのでランチは山荘で