ワカンで歩く北近江「白倉岳」個人山行

UPDATE 2023-03-06


【日 程】 2023/02/23(木)
【参加者】 会員12名
【コース】 長浜市高山キャンプ場ー白倉岳南尾根ー滝谷の頭ー奥山◬1056.5(往復)
【記 者】 kamemaro


雪が多く、ワカンで歩いても膝まで潜る山は???と金糞岳を目指し、夜も明けきらぬいつも定刻に出発するが、高山まで入っても雪は??辺りの山もクログロクログロ!「エエ~ッ?」先日の雨で溶けたらしい「ガクッ(@_@)!」

こんなら金糞でなくてもイイッカ!(金糞はアプローチが長い)と金糞から西側の白倉岳を越えて高山に降りてくる尾根を登ることに決定。

キャンプ場背後の尾根に取り付き、「普通なら雪があるはずなのに!ブツブツ!…」雪のない道を登る。

800m付近で薄っすらと、滝谷の頭(979m)まで来ると一面積雪に覆われてきた。「三角点のある1056m辺りまで行くか?」とワカンを着けて足首辺りまである新雪を踏みしめ、広い斜面を思い思いに登る。

正午頃、目標とした三角点のある峰に到着。ここまで来れば雪は1mくらいはあるが新雪は浅く、ワカンで膝までのラッセルとはいかない。辺りはガスに覆われ、風が吹き雪がちらつく。展望なし!…みんな、これ以上登る気ない…みたい。目標とした三角点まで来たものだし、時間も遅い。とても山頂までは…「ここまでにしよう!!」みんなの顔「ホッ!!」(*^_^*)

早速、思い思いの行動食を取り出し、雪の上に座り込んでモグモグタイム。

午後になっても、晴れてくるはずの天気もあまり良くならない…急な斜面でワカンでの歩き方や、少し専門的な雪積の「層」などについてレクチャーをしながら下山する。

下りるとなると早い、早い! 標高600mくらいまで来るとやっと青空が見え出したが、白倉岳や金糞岳はまだまだ雲の中で、最後まで姿を見せてくれなかった(-_-;)。

追記:北陸道走る車窓からやっと見られた。