近江八幡 初雪の長命寺山例会山行

UPDATE 2021-12-26


【日 程】 2021/12/19(日)
【参加者】 9名
【コース】 林道出入口(8:30)ー長命寺ー登山口(9:05)ー長命寺山(9:20)ー空奏テラス・奥島山(10:20)ーP356ー林道分岐(11:35)ー若宮神社(12:25)
【記 者】 dekopon


「下山後のお楽しみはスイーツでしょ!」
が一部の山行で定番となりつつある昨今、「八幡山とラ・コリーナ」が提案されてきた。「さすがにうちも山の会。長命寺山だけでは歩き足りないでしょう。」
ということで距離を延ばし、「長命寺~長命寺山~奥島山~望西峰~八幡山(鶴翼山)をぐるっと周回するコース」が再提案され、9人で歩くこととなった。

前日夜の天気予報では今年度最初の寒気が訪れ降雪もあるというので、チェーンスパイクを持参する。
近江八幡市内に入ると、田畑はすっぽりと雪に包まれ、車窓から眺める比良山系は青空をバックに冠雪が朝日に照らされ、神々しく輝いて見えた。

先ずは、林道出入り口から808段の石段の上にそびえる長命寺を目指し石段を上る。ほんとに808段もあったかなあ。20分ほどで西国31番札所、長命寺に到着。数人の参拝者を見かけるが、皆さん、上の駐車場まで車で上がって来られた方たち。

長命寺からその駐車場までいったん階段を下り、林道に登山口の道標を見つける。そこから先の登山道はちょうどよい加減の積雪。周りの木々の枝にも凍った積雪。 「どこでもドア」を開け、いきなり雪の世界を訪れた気分。

20分も歩くと長命寺山に到着するが、展望がないので先へ進む。道は一本、迷うことはないが、所々にぶら下がるリボンが奥島山まで導いてくれた。

「あっ、比良山系が見える!そうか、ここが「空奏テラス」か。」あいにくの積雪で大岩には登れなかったが、車窓から見えていた比良山系が、ここからは琵琶湖と共に見える。
素晴らしい!「空奏テラス」・・・おススメの絶景ビューポイント!

ここまで来て引き返す人達はいたが、私たちは前進。ストックで小枝の雪を払い落としながら雪道を楽しく歩く。低山なので風もなく、さほど寒さも感じない。楽しみすぎてコースタイムを上回り、若山神社に下りてきたのは12時半。

さてさて、気になるのは、後半の八幡山より、「スイーツ」のこと。
なぜって、全コースを周って下山してからでは遅くなる。登山道は雪が融けてどろどろ道になっているだろう。泥靴ではカフェに入れないね。長命寺山コースの楽しい雪山の思い出はきれいなままで終わっとこう!八幡山は、またにして、カフェに行こう! はい、決定!

話は短時間でまとまり、下山後の目的地に移動。噂通り、カフェは長蛇の列で順番待ちであったが、今日の目的は達成。
それで、「八幡山」はどうするの?
それはさあ、またお楽しみを作って登りに行けばいいやん。ということで。