【イベントご案内】「山とフォークロア 異界の縁を歩く」

イベント
UPDATE 2024-08-20

京都一周トレイルの写真展示

発端は次の「京ノ山、上ル。」で京都の山麓(京都一周トレイル沿い)の民間伝承を特集することになったのがきっかけです。

その関連イベントとして堀川通のギャラリーにて写真展示をすることになりました。
内容は京都一周トレイルに近い民間伝承の土地を取り上げて、
現地の写真、伝説のあらすじ、伝承の背景などのキャプションを展示する予定になっています。

山に縁がない市民の方に京都一周トレイルへ興味を抱くきっかけになればと思い企画しました。
 
初日の8月24日にはトークイベント、最終日の9月1日には山の怪談会をやります。
参加無料なのでご都合良ろしければご参加ください。



以下に展示詳細と添付にてチラシ類を送付します。


◯展示タイトル
「山とフォークロア 異界の縁を歩く」

◯期間
2024.08.24(土) – 2024.09.01(日) 開場10:00〜19:00

◯場所
ギャラリー&イベントスペース NEUTRAL
〒602-8244 京都府京都市上京区菊屋町506−1

https://maps.app.goo.gl/qkGtRgdFpvvCvKE66
https://horikawa-shinbunkabldg.jp/rental-space/


(展示概要)
京都一周トレイルは、京都市周辺の山々を巡る全長約83キロメートルの長距離トレイル。
そのルートは、山と都の境界線を縫うように作られ、1200年の歴史が生んだ多くの妖怪伝説や異聞が息づいている。本展示では、トレイルの周辺に残る民間伝承・伝説を土地の写真と文で紹介し、歴史と怪異が交錯する旅路を体感してもらう。

主催・京都府山岳連盟

■関連イベント情報

①トークイベント「異界の縁を歩く 京都の山と妖怪」
8月24日(土曜日)19時〜20時半
登壇者:江村一範(京ノ山、上ル。)・木場貴俊(京都先端科学大学人文学部准教授)・松平莉奈(画家)

京都一周トレイルの近くにある民間伝承の残る土地を紹介しつつ、
その土地の伝承の特徴と変異、発生のメカニズムを空想しながら紐解いていく。

(登壇者プロフィール)
・江村一範(京ノ山、上ル。編集部)

・木場貴俊(京都先端科学大学人文学部准教授)
2007年、関西学院大学大学院 文学研究科博士後期課程日本史学専攻単位取得退学。2012年、博士(歴史学 関西学院大学)。国際日本文化研究センタープロジェクト研究員を経て現職。専門は日本近世文化史、特に怪異をめぐる言説や図像に関する研究。

・松平莉奈(画家)
2012年に京都市立芸術大学美術学部日本画専攻を卒業し、2014年に同大学院を修了。日本画の領域で培われた技術や画材を咀嚼しながら、他者について想像することをひとつの主題とし、人物などを中心とする具象画を制作している。

②座談会「山屋の怪談会」
出演:京都府山岳連盟有志
9月1日(日曜日)17時〜19時
(内容)登山者が山で体験した不思議な話を座談会形式で語り合う。自由参加。