ちょこっとハイキング&山deクッキング@加西アルプス

UPDATE 2023-11-20


【日 程】 2023/11/12(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 善防公民館🅿→善防山本丸登山口→善防山→笠松山→古法華寺→🅿
【記 者】 Mt.Boku


サクッと加西アルプスへ、天気が微妙だけどクッカーと食材担いで善防山〜笠松山周回で歩き始める。アルプスと名がつくので、低山とは言え岩場あり、適度に鎖やロープもある。初心者🔰のトレーニング場として最適❣️数年前に来た時よりずっと楽に登れる、あれ?こんなもんやったかいな😆(⚠️高度感はないけれど、舐めて踏み外せば下まで転がり落ちます)

「今度は新人連れて岩場トレーニングやな~」ともくろむ本日のメンバー😁

難なく善防山をクリアして名物の吊り橋を渡って笠松山方面へ。東屋を目指すけどパラパラ降り始めたので、第二の目的、山ご飯のために笠松山からサッサと最短ルートで下山。善防池端の東屋でクッキングスタート。

メニューはクリームスープパスタ🍝1人分ずつ持参した材料を鍋に入れて煮込むだけ。(当日朝にパスタを水に浸けて持ってくるのがコツ)最後にクリームシチューのルーを放り込んで出来上がり。時折り小雨ぱらつく曇天で寒く、出来上がったパスタは暖かくてホッコリ。ちょっと焦げたメスティンケーキとコーヒーで締めて終了。さて次は何を作ろうか😉

真正面の岩場登りま~す(鎖付き)
善防山から真北に千ヶ峰が見える
古法華寺の七福神
また焦がしてしまった😓

怖かった!湖南アルプス・堂山

UPDATE 2023-10-29


【日 程】 2023/10/22(日)
【参加者】 会員6名+別動班3名
【コース】 天神川林道ー迎え不動-不動堰堤ー鎧ダムー山頂ー天神川林道
【記 者】 norokame


「湖南アルプス」へハイキングに行きませんか?って誘いました。ネットで検索してもガイドブックを見ても、湖南アルプスは初心者向きのハイキングに最適、って案内されてますよね!

私もずっとそう思っていましたが、今回の堂山はそうじゃない!と確信しました。

徒渉あり、岩場あり、ざらざらのすべりやすい所あり、との注意書きは確かにあります。しかし、行かれた方ほとんどがスリルがあって楽しいコースだったと締めくくっています。

それなら行けるか!と思ってしまいました(^-^;

林道から下りたらまず徒渉。この日は水量も少なく問題は無し。シダが生い茂るがしっかりした登山道の急登を行くと、鎧ダムの河原に出る。広いひろい河原と真っ青な空、気持ちの良い風にすっかりハイキング気分。上流に向けて進み、林の中へ。ここでの道迷いが時々あるとか。里山特有の脇道があるが、やがて山頂が見える尾根に上がると、ざらざら道や岩場の通過が出てきた。

最初の難所、ざらざらの下りには途中から短いロープがあるが、そのロープにつかまる前に滑りそうだ!左右は切り立ってきて落ちないように要注意!そのあとは岩場の通過が続く。狭い所を抜けるのにザックが引っかかり、力を入れて抜けようとして前のめりに転げ落ちたメンバーがいて肝を冷やす!幸い広い一枚岩のバンドで止まったので事なきを得たが、その後は緊張感でよけいに体が硬くなったメンバーもいたようだ。

這々の体で山頂に到達して、昼食をとりながら別コースからのメンバーを待つ。その間にも岩場を右往左往しているハイカーが何人もいた。「そこはコースとちがいますよ~!」と叫んでみたり。

とんでもないハイキングコースだ!といいながら、下山にかかる。こちらは主に谷沿いのコースとなり、濡れた岩で滑らないように要注意!

今後の山域やコース選定に一石を投じた(私の中では)山行でした。ネットの情報は、その裏も読み取ることが必要かとつくづく思い知らされました。

 

<こちら別動班>すこーし体力に自信のある三人は、同じ堂山へ向かうもルートを変え読図をしながら登りました。堂山山頂へは本隊(⁉)より遅れて到着したので、着いた時には『昼食→お茶の時間』も終わっていました。皆さんには先に下山の途についていただき、急いで昼食、そして出発。なんとか追いつき一緒に下山できました。(by里山)

堂山 岩々しています。

続・紀泉アルプスはオーシャンビュー♥

UPDATE 2022-12-24


【日 程】 2022/12/17(土)
【参加者】 会員3名+会員外2名
【コース】 箱作駅8:19下車~南海バス阪急スカイタウン線乗車8:32~桃の木台7丁目バス停下車8:40~俎石山登山口9:00~第一展望所9:42~俎石山10:35~大福山10:55~見返山(11:45-12:05)~札立山12:45~飯盛山13:52~大曲山14:20~提灯講山15:00~飯盛山登山口15:44~みさき公園駅16:00
【記 者】 dekopon


「強い冬型」の寒波到来予報を受け、弾丸フェリーメンバーは由布岳を延期して紀泉アルプスの続きを歩くことにした。

目指すはJR阪和線の箱作駅。バス待ち時間に体が凍え始める程の冷たい風。大阪湾から吹きつける風はけっこう強い。
バスを降りた桃の木台七丁目から俎石山登山口までは徒歩約20分。緩い坂を登っていくと、高台にいくつもの白いドームが!
そこは、大型のドーム型テントを配置したリゾートグランピング施設だった。大阪湾を臨む絶景の展望緑地。星空も夜景もすてきだろうな♥と想像しながら先を急ぐ。

前回の最後のピーク、大福山に繋ぐためには、まずここから俎石山を目指す。1時間半ほどの行程だが、登山道脇やシダの葉にはうっすらと積雪が残っており、昨晩降雪があったことを伺える。道中の、第一展望所、俎石山北展望台からは、関空、紀淡海峡、淡路島までがワイドに見下ろせ、最高の景色。さっきのSKY DOME 阪南にも負けへんよ♥

展望には恵まれないけれど、大阪府唯一の一等三角点がある俎石山から府県境のやせ尾根を経て、和歌山県に入る。
大福山山頂には弁天様を祀った祠がある。ここでは、「出勤簿」というノートに登頂日を記入するシニア男性と一緒になった。ケース内には4,5冊の古い大学ノートが保管され、個人名のページにはぎっしりと登頂日が書き込まれている。低山あるある「健康登山」の山として親しまれているのだろう。

前回は、大福山から奥辺峠を経て六十谷駅に下山したが、今回はみさき公園駅まで歩くので、あと5つの山といくつかの小ピークを越えて進まなければならない。大福山を下り始めると手袋をはめていても、私の軟弱な指先はかじかんでくる。いつものことながら、この指先温度センサーと温度計を見比べてみる。0℃を指している。やっぱり! 自分の指先温度センサーにちょっと感心してみる。雑木林の日陰ルートでは体も温まらないが、風が当たらないことだけは有り難かった。

ベンチのある日差しの暖かい見返山に到着。短時間ランチとする。
この先、進路は西へ。府県境東西ルート上の見返山、新池展望台、札立山、どの山にも素晴らしいビューポイント地点があり、ベンチも整備されていて、一服するのにちょうどいい。そこからは、南方面に和歌山市街、和歌山湾に注ぐ紀ノ川、紀ノ川に架かる数本の橋が見渡せる。

札立山から和歌山県を離れ、大阪府の泉南に入っていくと、最後の展望所がある飯盛山。山頂のウッドデッキに立つと、大阪湾の向こうに、淡路島~明石海峡大橋、六甲山地の大パノラマが満喫できる。幕末の頃、山頂には紀淡海峡に進入する異国船を見張る番屋があったというのも頷ける。

ついでにルートから西方にそれる大曲山も制覇して行こうと、地形図にない登山道を探検気分で進む。尾根を間違ったために時間はかかったが、こういう時こそ拡大して地形を確認できるスマホ地図のメリットを感じた♥

ルートに戻り提灯講山まで進むと小雪がちらつき始めたため、みさき公園駅まで一気に下る。
メンバーの足並みが揃っていたので、オーシャンビューを楽しむ休憩も含め、コースタイム通りに下山した。

◆タイム7:17(休憩0:54) 距離16.3km 標高差409m 登り716m 下り772m 

大福山で大福餅を頬ばる ♥♥♥

UPDATE 2022-12-04


【日 程】 2022/11/26(土)
【参加者】 会員3名+他会員2名
【コース】 山中渓駅8:30~第一パノラマ台9:20~四ノ谷山9:37~雲山峰11:20~地蔵山11:50~井関峠12:37~せん法ケ嶽12:49~大福山(13:15~13:45)~奥辺峠14:20~小川神社分岐15:08~六十谷駅15:44
【記 者】 dekopon


目指すは阪南市、JR阪和線の山中渓駅。大阪駅で紀州路快速和歌山行きに乗り換え、天王寺。そこで近鉄組と合流予定。
ところが近鉄組の乗る電車に遅れが発生とのlineが届き、無事に合流できるかドキドキ。
走って走って、無事に近鉄から阪和線に乗りついでくれたふたりとうまく合流でき、ホッ。
山中渓駅到着まで、向日町駅からちょうど2時間の小旅行。長い!
でもでも、一駅前の時刻でアラームを設定しておけば、車内で睡眠を確保できるという知恵を乗客の兄さんの姿から学ぶ。

11月末なので日没を気にして、今回は南海みさきこうえん駅下山をJR六十谷駅に変更し、ゆっくりと紀泉アルプス前半コースを楽しむことにする。

山中渓駅から南下、銀の峰ハイキングコースに入り、最初の歓声は第一パノラマ台。ウッドデッキから眺める淡路島、関空。
「お~!絶景♥ この景色ええや~ん♥」
初めて眺める大阪湾の景色に声が揃う。この後もまだまだ海を眺める山歩きが続くと思うとわくわくする。

三等三角点のある四ノ谷山を過ぎ、快適な尾根道を進んでいると、「あっ!」と足が止まる。
何を見つけたのか! それは枝に付いている大量のヤシャブシの実。
「これ、クリスマスリースの材料になるんです♥ 採っていいですか♥」
お花の先生であるOさんは、目を輝かせながらヤシャブシの実を拾い集めるのに精を出す。

「目をキラキラさせて、きのこ以外の物を取る人なんて、うちの会にはいない。」
とFさん。

良いコースを知ったと大満足のOさんは、ヤシャブシ袋を下げてルンルン♥
足取りも軽く、皆で紀泉アルプス最高峰の雲山峰に向かう。

さてさて、到着した雲山峰山頂は和歌山県になるらしい。眺望はないが、祠が祀ってあり、ロープでササユリが保護されている。あちこちでササユリ保護の看板を見かけたが、6月上旬に歩けば優しいササユリのお花も楽しめるようだ。

いったん、井関峠に下り、せん法ケ嶽を経て大福山に向かう登り道、だんだんお腹も空いてきた。
大福山では、先着のカップルが、海を眺めながらランチ中だったが、そこへ到着した我々、
「あ~、着いた着いた。ここも海が見えてええな~♥。 さあ、ご飯食べよ。」
Oさんがここまで運んでくれた大福餅と記念撮影後、
「大福山はやっぱり大福餅やね~♥♥♥」
と、海と大福餅とOさんの心配りを味わいながらいただく。

今回の目標はここまで。
さて、あとは、奥辺峠から和歌山市六十谷駅に向かって下山するのみ。紀ノ川に注ぐ千手川上流の右岸をどんどん下って行くが、いったい何頭のイノシシが掘り返したのだろう?と思えるほど、ずっとゴロゴロ石とフカフカ土の混じった道が続く。
これって全然足に優しくなーい!と歩きにくい道に飽き飽きしながら、最後の下り道だけは余分だったなあと思いながら、電車が入ってくる1分前に六十谷駅に辿り着く。座席に座ったとたん、睡魔に襲われ・・・ZZZ

紀泉アルプスは心地よい登山道です。
機会をみて、次は「箱作駅~紀泉アルプス続き~みさきこうえん駅」を計画します。

多紀アルプス・御嶽~西ヶ嶽へ

UPDATE 2022-11-20


【日 程】 2022/11/06(日)
【参加者】 会員4名
【コース】 栗柄奥八柱神社~分岐~御嶽~分岐~西ヶ嶽~八柱神社
【記 者】 Mt.Boku


多紀アルプスは篠山盆地の北側に連なる連峰で、東西20kmに及ぶ。由良川水系と加古川水系の源流となる分水嶺で西から西ヶ嶽(727m)、主峰の御嶽(三嶽793.2m)、小金ヶ嶽(725m)と連なる三峰が中心となる。今回はその一部、栗柄奥の八柱神社~御嶽~西ヶ嶽~八柱神社へのコースを歩いてきた。

平安時代末期から中世にかけて吉野大峯と並び修験道の行場として栄えていたそう。役行者が切り開いた修行の道で、鎖のある岩場があり、楽しい+ちょい緊張感でテンションも上がる。といっても登りなら鎖がなくても何とかなりそうなくらいの岩場。

先に御嶽をやっつけてから来た道を戻り分岐から西ヶ嶽を目指すが、この縦走路、御嶽から西ヶ嶽の間にはピークがいくつもある。西ヶ嶽山頂かと思って急登を登りきると,また登ったり降りたり。地形図には現れない小ピークもあり、どんだけピークあるねんて感じで…。

そんな修験の道を越え、西ヶ嶽山頂にたどり着く。ランチの後は優雅に野点で一服、まったりとした時間をたっぷり楽しみ下山開始、今度は果てしなく続く階段が……、距離はなくとも地味に脚に来る修験の道でした。

西の覗より
綾部方面の雲海
御嶽(三嶽)山頂
西ヶ嶽山頂より、奥の三角の山が御嶽
西ヶ嶽山頂で野点