雨の〜最勝ヶ峰〜箕面大滝例会山行

UPDATE 2022-12-21


【日 程】 2022/12/17(土)
【参加者】 7名
【コース】 千里中央駅ー(バス)ー外院バス停ー勝尾寺ー最勝ヶ峰ー政の茶屋園地ー箕面大滝ー箕面駅
【記 者】 S.N


12月17日、天気予報は午後から雨、降水確率も高い。

いや、しかし、今年最後の例会だ。

低気圧の動きも遅い、降っても小雨、というアドバイスもいただき、よし、決行だ!

というわけで、千里中央駅からバス、外院下車。どんよりした曇り空の下、820分登山開始。

勝尾寺までの道は、旧参道であり、所々階段あり、綺麗に整備されていて、とても歩きやすい。

途中、綺麗に着飾ったしらみ地蔵をお参りし、明治の森国定公園へ続く道を横目で見つつ、もうそこは勝尾寺。

(余談になるが、なぜ「明治の森」なのか、という話となり、明治時代に作られた?いやいや、明治製菓が作った?本当は、昭和42年に明治100年を記念して、東京都の高尾山とともに国定公園に指定されたと、メンバーが調べてくれました)

いよいよ空は怪しい。雨雲との勝負。先を急ごうと、勝尾寺の勝ちダルマを拝むことは叶わず(涙)

勝尾寺の脇を抜けた先の園地に10時。パラパラと空から雨粒が。休憩もそこそこに再び歩き出す。

東海自然歩道に出るルートが幾つもあり、どれにしようかと悩むが、最短ルートの選択。30分ほどで、東海自然歩道へ。今回の山行で、このルートが最も登山道らしい道だったように思う。

さて、いよいよ本日のメイン、最勝ヶ峰に到着。ん?しかし、ピークはどこだ?

地図上にある「開成皇子の墓」の裏に「最勝ヶ峰」と書かれた看板がなぜか3つもある。しかも黄色の立ち入り禁止テープが貼ってある。およそ、この辺りが最勝ヶ峰であろうとざっくり認識して、先を急ぐ。

いよいよ雨具が要るほどの雨が。何やら白いものも混じっている。通りで寒いはずだ。

次の目的地、政の茶屋園地。すぐ近くの箕面ビジターセンターへハイキングマップを貰いに立ち寄る。そこの職員さんが箕面の滝までの数多くあるルートを丁寧に説明してくださり、有り難かった。

もちろん山道を歩きたかったが、ここも最短ルートを選択、車道を歩き、箕面の滝へ到着。

もう12月だというのに、まだ紅葉が残っていて、しっとり濡れた紅葉もまたオツな感じ。

そんな余韻に浸るのも束の間、冷たい雨の中、人のいない、静かな大滝を後にした。

Attachment.png

整備された歩き良い道
おしゃれなしらみ地蔵さん
勝尾寺で会えなかったダルマが、山道でお出迎えとは感激
だいたいこの辺りが最勝ヶ峰…?
人のいない大滝…静か過ぎる

兵庫県 大岩岳(384ⅿ)個人山行

UPDATE 2022-12-13


【日 程】 2022/12/11(日)
【参加者】 6名
【コース】 丸山湿原🅿-(東大岩岳南東尾根)-東大岩岳-(馬の背往復)-東大岩岳-大岩岳-(県境尾根)ー(丸山湿原往復)ー🅿
【記 者】 里山


当初は、綾部の低い山を計画していた個人山行。会のLINEで募集したら、たくさんの方が集まってくれたので感激していました。なのに天気予報は雨の可能性が濃厚。「意地でも雨のない山に行くぞ」と行先を検索開始。
で、ありました! 亀岡より南の方なら降水確率が低かったので、大岩岳に決定。

以前の例会では千刈ダムから登りましたが、今回は丸山湿原🅿から。下車して1分の登山口。2ヶ月前に来たから大丈夫と自信満々に歩いて5分。「うん⁈ 行き過ぎた⤵」 面目ない。道が落ち葉に埋もれてました(小さい看板もあるのに)。

こちらの道は、木立の中を行く尾根道で、ふみ跡はしっかりあります。ところどころ、北摂の山々を堪能しながらほどなく東大岩岳山頂へ。そこから北へ延びる馬の背をピストンして取って返して、大岩岳山頂へ。ここで、小一時間の昼食タイム。雨から逃げてここへ来たけれど、まさかの青空でおまけに暖かい。食後のコーヒーを楽しみながら周りの山を眺めれば、低山ながらポコポコと面白そうな山が並んでいます。

食後に尾根をザザッと下り、再び木立の中を丸山湿原に向かいます。丸山湿原は、周りの山の崩れやすい土壌が雨で流されて堆積した地形だそうです。確かに大岩岳の登山道も何度も崩れて移動させた跡があり、山頂直下の尾根道はザレているうえに季節がら落ち葉が滑ります。濡れていなかったのがラッキーでした。勿論、濡れていたら「馬の背」もやめておきましょう。
紙地図を読みながら歩くのが大好きな我々にとっては、分岐も沢山あるので、とても楽しい山でした。

鳥取県と岡山県の境界にある那岐山を歩いてきました。例会山行

UPDATE 2022-12-13


【日 程】 2022/12/04(日)
【参加者】 会員12名+体験1名
【コース】 駐車場9:10〜BCコース登山口9:20〜黒滝10:10〜菩提寺コース出合11:20〜那岐山山頂11:40〜那岐山三角点峰(12:00〜12:25)〜大神岩(12:54〜13:21)〜BCコース登山口14:00〜駐車場14:05
【記 者】 いちご大福


さまざまなコースが設定され、道案内の標識も多く、整備された印象の那岐山麓。今回は、岡山県側からB(蛇淵コース)で登り、C(大神岩コース)で下山するコース選択であった。

登山口に1番近い第3駐車場スタート。大人数ゆえまずはグループ分けを行い、私は「⁂赤チョコチーム」となった。

赤い鳥居のある蛇淵の滝への道を右に見て砂利道を少し進むと、小橋の向こうに登山道B・Cコースの看板が見える。その先分岐を登山道Bコースへ。静かな川沿いの道を歩き、川のせせらぎに癒される。夏も気持ち良いだろうなぁと思いながら進む道には、何度か渡渉もある。途中、黒滝に寄り道。滝を見ると「わーー」と声がもれる。滝つぼの水しぶきが素敵だわと、しばし撮影会をしてから登山道に戻る。傾斜はそれほどきつくはないが、足元には常に木の根がはり出すBコース、油断はできない。

笹原の稜線に出るとまた気分も変わるが、雪が溶けたのか!?足元はグチュグチュで霜柱も見られた。そして那岐山山頂に到着。360°パノラマと言いたいところだが、薄く白い靄がかかる。400m先の那岐山三角点峰で三等三角点を確認してからランチタイムになった。風がビュービュー吹く。各自着込んで笹原に身を埋め、温かいスープでホッとしつつおにぎりを頬張る。

さぁ下山だ。チーム分け第二弾、今度は「⁂塩バター飴チーム」になった。このあたりから神仏ポイントなるものが3箇所あり、神々の名が刻まれた巨岩を見てまわる。大神岩では、「汚れるや〜ん」とか「長い足で困るわ〜」とか言いながら、狭い岩くぐりを楽しむ。樹林帯歩きのCコースでは学びや発見も多く、皆の瞳がキラキラと輝き、大きな笑い声が山中に響いた。最後はゴロゴロと大小さまざまな石が足にまとわりつき、とても歩きにくかったが皆で無事下山となった。

前日まで天候の心配をしたが、Y気象予報士の予報通り、プラス晴れ女の力のおかげで曇り空には時折太陽の光が差し、素敵な登山日和であった。

⁂ちょっと説明:チーム分けを 二種類のお菓子を入れたくじ引きで決めました。なので、チーム名は「赤チョコ」「塩バター飴」。もちろん美味しく頂きました。「リーダーさん、準備をありがとう!」

 

丹波篠山/八ヶ尾山個人山行

UPDATE 2022-12-05


【日 程】 2022/12/01(木)
【コース】 筱見(ささみ)四十八滝🅿-四十八滝-△570-八ヶ尾山-八ヶ尾山登山口-弁天池-🅿
【記 者】 里山


以前から気になっていた「八ヶ尾山」に先輩2人に同行してもらい向かう。多紀連山の東端にある山だ。
筱目(ささめ)四十八滝🅿から出発。整備された登山道と言っても、登りながら順番に現れる滝を臨む道なので濡れた岩場もあり、鎖があるとはいえ登山靴を履いていない人にはお勧めできない。

最上部の「一番滝」の脇から鎖がつけてある岩をひとつ登り右手の登山道に進むと、緩やかな谷が広がり、落ち葉の絨毯。「まるで上高地!」との声があがった。道案内のテープはあるが、本来、尾根でも谷でもなだらかなところの方が道迷いしやすいものなので、葉っぱのある時には要注意かも。

稜線にのって、△579へ向かう。今日は「サルガイチ山」へは行かないので、尾根選びに注意。この先は、細尾根だし、目前に「八ヶ尾山」が見えるしで道迷いは心配ないものの、岩場あり。やがて、小さな祠がある、まあるい山頂に到着。柔らかい苔と360°の展望を楽しみながら昼ご飯。

下山は、南に延びた尾根を八ヶ尾山登山口へ。道は明瞭で、かなりの急斜面を降りるので、「下山が早くって良いわー」なんて調子に乗っていたら、実は、本日のメインはここからだったように思う。弁天池の南を巻いて入った谷が難敵だった。進むべき谷を間違わなければ良いだけなのだが、倒木は多いし足元は濡れて滑りやすい。道しるべのテープに地元の人々の道整備の努力を感じつつ、最後は自分のルートファインディングの力勝負かと思う。反省すべきは、登山口到着時に「おわり」と安心した事。きちんと地図を先読みすれば、この難所に気が付いていたはず。甘かった。

短い距離なのに、内容豊富で、とても綺麗な山です。「我が会の皆さんの力試しに、とても良い山を見つけた!」と悦にいった山行でした。

 

 

 

大福山で大福餅を頬ばる ♥♥♥個人山行

UPDATE 2022-12-04


【日 程】 2022/11/26(土)
【参加者】 会員3名+他会員2名
【コース】 山中渓駅8:30~第一パノラマ台9:20~四ノ谷山9:37~雲山峰11:20~地蔵山11:50~井関峠12:37~せん法ケ嶽12:49~大福山(13:15~13:45)~奥辺峠14:20~小川神社分岐15:08~六十谷駅15:44
【記 者】 dekopon


目指すは阪南市、JR阪和線の山中渓駅。大阪駅で紀州路快速和歌山行きに乗り換え、天王寺。そこで近鉄組と合流予定。
ところが近鉄組の乗る電車に遅れが発生とのlineが届き、無事に合流できるかドキドキ。
走って走って、無事に近鉄から阪和線に乗りついでくれたふたりとうまく合流でき、ホッ。
山中渓駅到着まで、向日町駅からちょうど2時間の小旅行。長い!
でもでも、一駅前の時刻でアラームを設定しておけば、車内で睡眠を確保できるという知恵を乗客の兄さんの姿から学ぶ。

11月末なので日没を気にして、今回は南海みさきこうえん駅下山をJR六十谷駅に変更し、ゆっくりと紀泉アルプス前半コースを楽しむことにする。

山中渓駅から南下、銀の峰ハイキングコースに入り、最初の歓声は第一パノラマ台。ウッドデッキから眺める淡路島、関空。
「お~!絶景♥ この景色ええや~ん♥」
初めて眺める大阪湾の景色に声が揃う。この後もまだまだ海を眺める山歩きが続くと思うとわくわくする。

三等三角点のある四ノ谷山を過ぎ、快適な尾根道を進んでいると、「あっ!」と足が止まる。
何を見つけたのか! それは枝に付いている大量のヤシャブシの実。
「これ、クリスマスリースの材料になるんです♥ 採っていいですか♥」
お花の先生であるOさんは、目を輝かせながらヤシャブシの実を拾い集めるのに精を出す。

「目をキラキラさせて、きのこ以外の物を取る人なんて、うちの会にはいない。」
とFさん。

良いコースを知ったと大満足のOさんは、ヤシャブシ袋を下げてルンルン♥
足取りも軽く、皆で紀泉アルプス最高峰の雲山峰に向かう。

さてさて、到着した雲山峰山頂は和歌山県になるらしい。眺望はないが、祠が祀ってあり、ロープでササユリが保護されている。あちこちでササユリ保護の看板を見かけたが、6月上旬に歩けば優しいササユリのお花も楽しめるようだ。

いったん、井関峠に下り、せん法ケ嶽を経て大福山に向かう登り道、だんだんお腹も空いてきた。
大福山では、先着のカップルが、海を眺めながらランチ中だったが、そこへ到着した我々、
「あ~、着いた着いた。ここも海が見えてええな~♥。 さあ、ご飯食べよ。」
Oさんがここまで運んでくれた大福餅と記念撮影後、
「大福山はやっぱり大福餅やね~♥♥♥」
と、海と大福餅とOさんの心配りを味わいながらいただく。

今回の目標はここまで。
さて、あとは、奥辺峠から和歌山市六十谷駅に向かって下山するのみ。紀ノ川に注ぐ千手川上流の右岸をどんどん下って行くが、いったい何頭のイノシシが掘り返したのだろう?と思えるほど、ずっとゴロゴロ石とフカフカ土の混じった道が続く。
これって全然足に優しくなーい!と歩きにくい道に飽き飽きしながら、最後の下り道だけは余分だったなあと思いながら、電車が入ってくる1分前に六十谷駅に辿り着く。座席に座ったとたん、睡魔に襲われ・・・ZZZ

紀泉アルプスは心地よい登山道です。
機会をみて、次は「箱作駅~紀泉アルプス続き~みさきこうえん駅」を計画します。