2022年浄化&納山山行 大峰南奥駈道・玉置山個人山行

UPDATE 2022-12-30


【日 程】 2022/12/29(木)
【参加者】 会員3名
【コース】 葛川林道〜玉置山〜玉置神社(ピストン)10.5km/3h54m
【記 者】 へっぴりゴシ


2022年ももう後3日、世間では年の瀬で大忙しの中、ひっそりと息を潜め早朝3時半頃に京都を抜け出して、大峰へ向かう一行がありました。

今回の行き先は、前回の大峰南奥駈道のその先の、葛川林道〜玉置山。
車一台でのピストンなので、行仙岳〜葛川区間は次回へのお楽しみに。
途中に奈良市内のマクドで朝マック・・・AM4時過ぎ、朝食なのか夜食なのか(;゜(エ)゜) しかし、セットメニューを早朝からペロリ。
「前回はAM2時過ぎだったので、今回はまだ朝食寄りだなぁ」と言い聞かせる3人。

十津川村までは、だいぶ道もよくなっているため7時前には葛川林道に到着。もちろん、周囲には他の登山客の影もなし。
スタートポイントは稜線脇の林道なので、奥駈道もすぐそこ。7時前に登山開始。
速攻で奥駈道に取り付き杉とヒノキの林間の道を歩き始める。若干冬型の気圧配置で西からは強い風がビュービュー=3=3、東からはちょうど日の出の時間と重なり、真っ赤に照らされた光と山から覗いてきた日の出が顔を表し、清々しい気分。2022年の3人の汚れを浄化してくれています。
日の出写真を撮ろうにも、林間でなかなか難しく、撮影スポットを探して3人は走り回るも、あえなく撃沈。
おかげで一気に体は温まり、すぐに上着を一枚脱ぐ💦

登山道は終始なだらかで歩きやすい道。971m付近から少しうっすらと雪が現れ始める。
雪は誰にも踏まれておらず、ふかふかの落ち葉の上に積もった雪は表面が少し凍って「外はカリッと香ばしく、中はフワッともっちり」って感じの膝に優しい触感・・・って、食レポか
途中の展望所で、笠捨山〜果無山系までのワイドビューを眺めながら、遠くに見えた雪の山 釈迦ヶ岳が見えて、「あんな遠くから歩いて来たのかぁ!じゃぁ八経ヶ岳はまださらにあの向こう」っと歩いて来た距離の遠さに感動。
風は冷たいが程よく気持ちいい山行をしているうちに、1h50mで玉置山に到着、早っ!「このペースだと昼には下山完了や」
ってことで、少しゆっくり玉置山で記念撮影もし、どうせなら玉置神社にもお参りして、1年の安全登山の感謝をしてこよう!ってことで観光モードで玉置神社へ向け少し標高を落とす。玉置神社からの道は参拝客も有って、本日初めて他の人とすれ違う。人恋しい〜
玉置神社は出雲大社の神様が祀られていました。参拝して、今年のお礼と来年の安全登山を祈願。
お社の裏には樹齢三千年の大杉と夫婦杉。どちらも巨大過ぎて写真に撮っても大きさが伝わらない。また登山後に見て「なんでこんなの撮ったの?」って写真が増えました(笑)

帰路は次回の山行計画の下見も兼ねて駐車場を経由しながら元の登山道を下山。
玉置神社で時間をつぶしたものの、10時55分に下山完了。

まだ午前中。ゆっくり観光して帰ろうということで、十津川温泉郷の方へ向かい公衆浴場「庵の湯」¥600に入浴。こじんまりとした温泉は源泉掛け流しの透き通った少し熱めのお湯。美人の湯らしく、毎週どこかの温泉に浸かりどんどん美人になっていく3人。
それでもまだ時間は早く、谷瀬の吊り橋を渡ってみよう!ということで訪問。長さ297.7m /高さ54m、若干高所恐怖症のへっぴりゴシを尻目に、高いの全然平気なYさんSさんの2人は普通の橋を渡っているかのようにサッササッサと歩く。
駐車場で、持って来たお汁粉を作って小腹を満たし、京都へ向かって帰宅。
途中には大和郡山の餃子の王将でお腹の虫を満たし、2022年最後に全ての煩悩を出し尽くし納山山行を締めくくりました。

来年は、続きの玉置山〜熊野大社、吉野〜八経ヶ岳、行仙岳〜葛川林道の区間も計画し、奥駈道を全て繋いでいきたいと思いますので、皆さんの参加もお待ちしています。

登山開始直後の日の出☀️ 今年最後に見るご来光かな?
清々しい朝陽に照らされて、浄化していく3名
展望台でご機嫌オヤジ2人
山座同定、通ってきた道を見て興奮したり、今度はあの山へ行こう!とか盛り上がる
深〜い山並み
誰も通っていないサクフワな雪を踏み締めて玉置山へ
あのぉ〜燃えそうに、消えそうなワインレッドの♬ってそれ玉置浩二∑('ω'ノ)ノ!なかなか3人での写真が無いということで、玉置山山頂で記念撮影
たまには観光も良いかな♬ って事で、温泉と観光と美味し物で満たされた楽しかった2022年の納山山行