木地屋渓谷沢登り リベンジごっつぁんです!個人山行

UPDATE 2022-06-29


【日 程】 2022/06/26(日)
【参加者】 まいどの三人衆(会員2名+会員外1名)
【コース】 木地屋渓谷林道ゲート前(7:10)〜林道〜1020m付近 荒城川出会い南側支流〜1320m付近林道跡〜北側の支流〜巨大ナメ滝〜荒城川〜林道〜林道ゲート前(13:20)
【記 者】 へっぴりゴシ


週週末連続の2時前起き山行、師匠のYさんも・・・
よう遊ぶ奴等と思われてんだろうなぁと分かっていても辞められない3人衆

今回は、二週間前のリベンジを果たすべく3時に京都を出て高速を東へ進む、目指すは高山の木地屋渓谷
名神多賀SA付近で今回も空が薄明るくなり、空の雲を気にし始める。「うん、雲は薄い薄い♬」
前回Uターンした養老SA付近・・・「ん、ちょっと雲は多いかな?」
美濃IC・・・ポツポツ💧「まぢぃかぁ_(;ω;`」_)_」
しかし、もうここまで来たら引き返さない!前進あるのみじゃぁ!って、後ろで隊長Yさん寝てる。
高山IC降りた頃にはポツポツも止み、コンビニで朝飯&昼飯調達

丹生川ダムを越え、木地屋渓谷林道のゲート前に到着
駐車したすぐ横には荒城川のナメ沢の清流  ※ナメ:太古の溶岩流で出来た一枚岩のスラブ
しかし今回はさらに上流の出合から支流を楽しむマニアック山行・・・情報もあまり無いし、3人とも行った事ないので未知の山行(笑)

7時過ぎに出発、林道を1km強歩いた出合から入渓。水がまだ冷やっこい、出来るだけまだパンツは濡らしたくない、って思ってる矢先から深みにハマりパンツまで濡れたので踏ん切りがつく。
すぐにナメ沢を流れ落ちてくる清流を遡行。岩は赤くて見た目はツル〜ン!ナメェ〜!!っとした一枚岩。その上を綺麗な水が流れてて、見てるだけで濁った心が洗われる✨昔にここを溶岩が流れてきたんだなぁ〜って想像しながら上流を目指す。時折陽射しが射して日頃味わえない景色にも癒される。来てよかったぁ〜♡
難しい滝はなく、次々現れる段差を乗り越えながら進むと、しばらくは土砂で埋まった倒木と岩を通り易いルートを探すルートファインディングの練習。ナメ・ルーファイ・ナメ・ルーファイ・・・・を繰り返しついに支流のドン突き近くで、クマ笹の生い茂る藪漕ぎのスタート( ´•̥ω•̥` )
目の前は両手の指を組んで通せんぼされているかの如く前に進めないわ、足元も見えないし、「笹の葉さぁ〜らさら、顔・首元が痛痒い♬」って、首や顔に当たる笹の葉がヒリヒリチクチクカユカユの始末。順番に藪漕ぎラッセル。
こんなの可愛いものとYさんが言うものの、巨大ナメ滝手前まで藪漕ぎは萎えた。もうクマ笹の藪漕ぎは堪能しました。
早くお風呂に入りたぃ!身体中どろんこ祭り、白Tは茶色に変わっていました(涙)

ひたすら藪漕ぎしていると、ついに現れた今回のラスボス!地図上の等高線が一気に50m以上クチュクチュって詰まっている場所。
そこは巨大ロング・ロング・ナメな滝でした。50mロープを2本準備して懸垂下降で降下。
5ピッチで刻みながら懸垂下降を繰り返す。途中途中の視点の取り方などを勉強しながら懸垂下降を繰り返す。
3ピッチ目、待機している場所の目の前に痩せこけたヒルが頭を上げながら順番最後の私の足元に近づいてくる…ヒィ〜!
Yさん、Kさんはやく懸垂下降終わらせてぇ〜って、ギリセーフで懸垂下降。最後に無事に本流の荒城川に合流すると、ここまで出来るだけ濡れないよう避けてきたけど、本流は水量多くて一気に腰まで全員浸かる(笑)
一目散に林道に上がり、車の場所まで下山。
ナメ沢あり、ナメ滝あり、クマ笹の藪漕ぎラッセルありで、もうお腹いっぱいな沢登りリベンジでした。ごっつぁんです!

今度は下流の綺麗なナメ沢へゆる〜く沢歩きへ行こうとの事ですので、その時は皆さんもぜひ参加を・・・

帰りは、近くの恵比須之湯(¥700)の赤く濁ったお湯で温もって、顔と首元をよく洗う。
その後、大野経由で2週連続杉津のPAでお腹膨らませての帰宅でした。。

ナメ沢はどこも癒し系
苔で滑らないよう、少しの凹凸を探して足の置き場所を決める
大きな岩石、あの上の岩盤から剥がれたの?と想像を膨らませる
大きな段差、一度に登らず少しだけでも高い位置の段差に足を置く
クマ笹の藪漕ぎ、もうしばらくはお腹いっぱいです
滑らないように慎重に!・・・でも、私の足元にヒルが近づいているので急いで!と心で叫ぶ
5ピッチ目の最後の段差、懸垂下降長かったぁ〜
ササユリ  だったかな?(;゜(エ)゜) アセアセ