修験道の地 雪彦山へ例会山行

UPDATE 2022-06-04


【日 程】 2022/05/28(土)
【参加者】 12名
【コース】 登山口駐車場ー大曲ー地蔵岳ー三角点ー大天井岳ー登山口駐車場
【記 者】 motokame


安全を考慮し、当初予定コースの逆回りに変更。登山口駐車場に一台停め、もう一台で大曲まで移動する。
 歩き始めると早速、枯葉の積もる登山道でダンシングヒーローならぬダンシングヒルがお出迎え。餌食にならないよう、サッサと通り過ぎる。
 その後、急登になるが、木の根や岩を掴みながら登るので、全く苦にならない。アスレチックのようでワクワクする。長い岩場も鎖を補助的に使いながら、足場を確め、登っていく。
 暫く進むと目の前に大迫力の地蔵岳が聳え立つ。よく見るとその巨大な岩壁にクライミングする人がいるではないか!
見てるだけでスリル満点だ。
 ルートは違えど、その地蔵岳山頂を目指し、岩をよじ登る。三点支持で慎重に足場を選び、登っていく。
登り切れば、絶景だ。気分は爽快、至福の時である。 
 下りはロープで身体を確保してもらい、指示をうけながら、安全な場所まで下る。このロープがあるだけで、不思議と恐怖心は薄れ、安心感に変わるのだ。
ホッとするのも束の間、また、岩場、鎖場が続く。この緊張感がたまらない。
 緩い登山道を雪彦山の三角点に向かうが残念ながら、ここには全く展望はない。早めのお昼ご飯を済ませる。
 天狗岩のある分岐までピストンで戻り、大天井岳を目指す。急登を登り切ると山頂には祠が祀られて、多くの人で賑わっている。下山道を探してると男性が「そっちの道はあの世行きやで」と。慌てて引き返す。
 急坂の岩場を慎重に下るとまた、楽しみが待っていた。
馬の背を越え、セリ岩の細い隙間を通り抜け、覗き岩、見晴らし岩と絶景を堪能できる。バリエーション豊富で、ワクワクの連続だ。
 出雲岩は超巨大なハングオンした岩。迫力があり、見応え抜群だ。

久々に最初から最後まで、ワクワクドキドキの山行に大満足です♪

※雪彦山は洞ケ岳、鉾立山、三辻山の総称。洞ケ岳は大天井岳、三峰岳、不行岳、地蔵岳の四つを指す。

雪彦山