まさにヒルクライム、唐谷川沢登り〜迷岳〜飯盛山個人山行

UPDATE 2022-08-02


【日 程】 2022/07/31(日)
【参加者】 4名(内、会員外2名)
【コース】 塩ヶ瀬登山口P〜唐谷川〜迷岳〜飯盛山〜飯盛山北峰〜塩ヶ瀬登山口P (11kmちょい)
【記 者】 へっぴりゴシ


さん、事件です!
へっぴりゴシ宅で腹部流血事件がありました
((( ;゚Д゚)))

この日も早朝AM3:30頃に京都を出発、前日22時過ぎに寝たけど、やはり眠い。
奈良の台高をを目指していざ出発!流石にこの時間は朝マックも開いてない。
途中にコンビニご飯で朝食を済ませ、6時過ぎに活動開始。

この日は唐谷川を詰めて迷岳を登り、一般登山道を下山の少し長い山行を計画。
入渓前の薄暗い登山道で奴等を見かける・・・そう、ヒル!踊ってやがる

早朝にも関わらず気温が高いので水に浸かってもそこまで寒くなく気持ちいい。
水はもちろん澄み渡り、岩の踏み具合は、少しヌメッとして滑りやすい。出来るだけしっかり足を置いて体重をかける。
滝壺はだいたい水深が深いが、滝の大きさは2、3mほどが非常に多く、ロープ無しでたくさん遊べる楽しい沢。
しかし流石に、大きな一ノ滝、ニノ滝、三ノ滝は高巻きして回避。
しかし、その高巻きで杉林に入ると、奴等(ヒル)がウジャウジャ(>_<)
気づけば首元や手の指などに付いてて、ディート光線噴射!
当会随一のヒルハンターYさんがニンマリしながらどんどん駆除していく(笑)
この辺りの林の中はどこもかしこもヒルだらけ、まさにヒルクライム&シャワークライムを楽しめる沢でした。
ところどころ綺麗なナメ滝なども楽しみながら沢を最後まで詰める。

沢を詰めた先はあるあるの急登のバリエーション、木や根っ子に捕まったりしながら山道まで登り登山靴を履き替える。
履き替えている最中に大量のハエのような虫が手や足に群がるので、「俺ってう●ち並みに臭いのかなぁ?」
って思いながら追い払う。しかし、これはブヨ(ブユ)、痒いわ腫れるわ、熱持つわで今大変な手でレポートを入力中。
皆さんご注意を・・・

靴を履き替えたら、迷岳を目指す。Yさんが沢登りついでに一度来てみたかった山だそうで、山頂で記念撮影。
ここからは登山道での下山、遠くでゴロゴロ⚡️音が聞こえる。
結構な激下りの道とは聞いていたが、「こ、これはバリエーションじゃないですか?」ってルートの連続(•́ε•̀;ก)💦
途中で先程のゴロゴロがついに頭上に来て、土砂降りの夕立の中進行。最初はどうせ濡れているしシャワー程度に気持ちいいと思っていたが、その内全身ずぶ濡れ泥まみれ、登山靴はドブにハマったようにジュポジュポで靴の中で足の指が泳いでいる不快感、風も出て来始め身体が冷えるのでカッパを着て低体温を避ける。その後数時間で夕立は止み、また蒸し暑くなり、また滝壺に浸かりたくなりました。
それにしてもここの下りのルートは長く景色も望めず、その内日も暮れて林の中はすでに暗闇、ライトを付けて19時過ぎにようやく登山口まで皆さん無事にゴール。
温泉に入って帰る予定でしたが、もう温泉もやっていないので、暗闇の中でお着替え。
着替え途中にお互いの身体にヒルがいない事を確認し合い、帰路につく。

今回の帰りは、天理の天理スタミナラーメン(天スタ)本店でお腹を膨らませる。久しぶりに食べるこの辛さは「生きててよかったぁ〜」
って実感しながら京都までの帰路へ

帰宅後に、Tシャツお腹あたりに赤い染み・・・「あれ?天スタで汁こぼした?」っとTシャツをめくると、ダラダラとお腹二箇所で大量の流血、血が止まらない_(;ω;`」_)_。
すぐに着ていた服をヒル駆除のために洗濯、ハーネスなどの備品も洗浄。
結局、少なくとも7匹はヒルのお持ち帰りで自宅で駆除、Yさん号や天スタにも解き放ったかも・・・(すみません)

P.S. ヒルにはディート入りの虫除けが効きますが、洗濯用洗剤で洗濯すればお亡くなりになるそうで、
  帰宅後はできるだけ早くに洗濯しましょう

3m前後の滝がたくさんあり楽しい♬
フリクション聞く場所を探して慎重に登る
清流と苔の楽園...奴さえ居なければ(T∀T;)
水圧に耐えるので意外に疲れる
沢ガールズ2名、たくましぃ
私の心のように綺麗な湧水✨
大きなカエルさんも登攀を応援
沢登りの詰めはお決まりの急登(泣)